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2025年5月2日 : : NGワード!これを言ったら相手に嫌われる?
「頑張れ」と言ってくる人との関わりで、
多くの人が複雑な感情を抱いた経験が
あるのではないでしょうか。
...
「頑張れ」と言ってくる人との関わりで、
多くの人が複雑な感情を抱いた経験が
あるのではないでしょうか。

人によっては励ましとして受け止められる一方で、
時にプレッシャーやストレスを感じて
しまうこともあります。
そのため、単純な一言でも受け取る側の状況や
関係性によって、意図しない影響を与えることが
あるのです。
本記事では、こうした「頑張れ」と言われた際の
心理や感じ方を深く掘り下げていきます。
多くの人にとって身近で共感できるテーマで
ありながら、同時に深遠なコミュニケーションの
技術を知る機会になれば幸いです。
「頑張れ」と言われると、相手によって
受け取り方が異なります。
この言葉には相手への期待や応援の意味が
強く込められています。
例:尊敬している上司や憧れの先輩から
「○○さん仕事頑張っているね」と言われると、
自分のことを気に掛けてくれていると思って
やる気や意欲が湧いてきますね。
一方で言われた相手によっては、
期待に応えられないのではという心配を
感じてしまうこともあります。
特に、自分が既に頑張っている状況でこの言葉が
送られた場合、逆に「頑張っているのに
まだ足りないのか」と自身の努力が不十分で
あるという感じ方に繋がります。
例:別部署の上司や、それほど親しくない先輩から
同じ言葉で「○○さん仕事頑張っているね」と
言われると今までも頑張ってきたけど、
別の部署の上司や、親しくない先輩に認めて
貰うためにもっと頑張ろうという意識になります。
これにより心理的負担により大きなストレスと
プレッシャーを受けながら自己評価が下がって
しまう場合があります。

周囲からの「頑張れ」という言葉を嫌う一番の
理由は、自分はこんなにできて凄いという自尊心
(例:色々な仕事ができて自分は実力がある認識)
未来に希望や目標を持ちながら
「もし失敗したら」という不安感
(例:作成しているデータは正しいのか、
今のまま継続して成果が出るのか)
相手は自分を理解していないという孤独感が
混在して影響し合っています。
(例:体調を崩しながら一生懸命やっているのに
わかってくれない)
上記のように自分の努力を誰よりも理解している
からこそ、相手からの自分を理解していない
言葉に敏感になったり反発したりしてしまう
ことがあります。
特に、相手があまり親しい関係でない場合、
こちらの気持ちを無視されたようにより一層
感じてしまうことが多く、ストレスを伴う場合が
多いです。
恋愛において、「頑張れ」という言葉は特別な
意味を持つことがあります。
好きな人からこの言葉をもらうことで、
多くの人が嬉しさと共に、ポジティブな
感情を促進し、心理的に大きな励ましを受けたと
感じてさらに努力しようとする意欲を
高めることに繋がります。
特に女性に対しては、大きな心理的効果を
もたらすことが知られています。
愛情や励ましが詰まっており、受け取る側の
心に響きやすいのです。

女性はその言葉を聞くことで、より自信を持ち、
自分自身を奮い立たせる効果が期待できます。
それと同時に、好きな人から言われたことに
よる期待を裏切れない、失敗できないという
微妙なプレッシャーを感じることがあります。
上記の複雑な感情は、自分の思いを確認する
契機にもなります。
相手への信頼感を深めるとともに、
自分自身を再評価する機会ともなるため、
心の動きには注意を払いながら
相手の言葉と態度を受け止めることが大切です。
日本語の「頑張れ」は、元々、「頑張る」に
由来しています。
江戸時代中期頃の文献に「眼張る」が見られ、
そこから「困難に耐え忍ぶ」という意味に発展し、
脅威「頑張る」という漢字が当てられる
ようになりました。
ちなみに頑張る言葉を英語に翻訳すると
「Do your best」や「try hard」となります。
各文化における表現方法の違いを理解することで、
言葉の背景にある意味が見えてきます。このため、
コミュニケーションでの使用も効果的に
行うことが可能です。
頑張れに変わる言葉とは
良かれと思った掛けた言葉が、
相手の状況によって悪い印象に捉え方が
変わるため頑張れという声掛けは
極力使わないようにしまましょう。

頑張れに変わる言い換え可能な言葉は下記です。
「応援している」
「あなたならできる」
などがあります。
上記の言葉も、相手にポジティブなメッセージを
伝えることができるため効果的です。
応援してる言葉例:友人が新しい仕事に
挑戦する時「応援しているよ」と伝える。
※直接的なプレッシャーを与えずに、
優しく背中を押すことができます。
あなたはできる言葉例:会社の同僚が難しい
プロジェクトに取り組む際、
「あなたならきっとできるよ」と声をかける。
※あなたのことを信頼しているよとも伝えている
ため自信を持ってもらうことができます。
このように言葉の選び方一つで、相手の
受け取り方が変わることを理解し、
相手の状況や関係性を見ながら柔軟かつ相手が
喜ぶであろう言い回しを用いることが
人間関係をスムーズにするのに役立ちます。
「頑張れ」という言葉は、励ましや期待を込めた
表現ですが、受け手の状況や関係性によっては
プレッシャーやストレスとして感じられることも
あります。
特に親しくない相手や既に努力している場合は
負担となりやすく、反発や孤独感を招くことも。
一方、信頼する人や好きな人からの「頑張れ」は
大きな励みとなる反面、期待に応えなければ
というプレッシャーも伴います。
状況に応じて「あなたならできる」
「応援している」など柔軟な言葉選びが大切です。
全て表示
多くの人が複雑な感情を抱いた経験が
あるのではないでしょうか。

人によっては励ましとして受け止められる一方で、
時にプレッシャーやストレスを感じて
しまうこともあります。
そのため、単純な一言でも受け取る側の状況や
関係性によって、意図しない影響を与えることが
あるのです。
本記事では、こうした「頑張れ」と言われた際の
心理や感じ方を深く掘り下げていきます。
多くの人にとって身近で共感できるテーマで
ありながら、同時に深遠なコミュニケーションの
技術を知る機会になれば幸いです。
頑張れと言われた時の2つの意味
「頑張れ」と言われると、相手によって
受け取り方が異なります。
この言葉には相手への期待や応援の意味が
強く込められています。
例:尊敬している上司や憧れの先輩から
「○○さん仕事頑張っているね」と言われると、
自分のことを気に掛けてくれていると思って
やる気や意欲が湧いてきますね。
一方で言われた相手によっては、
期待に応えられないのではという心配を
感じてしまうこともあります。
特に、自分が既に頑張っている状況でこの言葉が
送られた場合、逆に「頑張っているのに
まだ足りないのか」と自身の努力が不十分で
あるという感じ方に繋がります。
例:別部署の上司や、それほど親しくない先輩から
同じ言葉で「○○さん仕事頑張っているね」と
言われると今までも頑張ってきたけど、
別の部署の上司や、親しくない先輩に認めて
貰うためにもっと頑張ろうという意識になります。
これにより心理的負担により大きなストレスと
プレッシャーを受けながら自己評価が下がって
しまう場合があります。
頑張れと言われたくない反発する心理

周囲からの「頑張れ」という言葉を嫌う一番の
理由は、自分はこんなにできて凄いという自尊心
(例:色々な仕事ができて自分は実力がある認識)
未来に希望や目標を持ちながら
「もし失敗したら」という不安感
(例:作成しているデータは正しいのか、
今のまま継続して成果が出るのか)
相手は自分を理解していないという孤独感が
混在して影響し合っています。
(例:体調を崩しながら一生懸命やっているのに
わかってくれない)
上記のように自分の努力を誰よりも理解している
からこそ、相手からの自分を理解していない
言葉に敏感になったり反発したりしてしまう
ことがあります。
特に、相手があまり親しい関係でない場合、
こちらの気持ちを無視されたようにより一層
感じてしまうことが多く、ストレスを伴う場合が
多いです。
頑張れと言って貰いたい相手とは?
恋愛において、「頑張れ」という言葉は特別な
意味を持つことがあります。
好きな人からこの言葉をもらうことで、
多くの人が嬉しさと共に、ポジティブな
感情を促進し、心理的に大きな励ましを受けたと
感じてさらに努力しようとする意欲を
高めることに繋がります。
特に女性に対しては、大きな心理的効果を
もたらすことが知られています。
愛情や励ましが詰まっており、受け取る側の
心に響きやすいのです。

女性はその言葉を聞くことで、より自信を持ち、
自分自身を奮い立たせる効果が期待できます。
それと同時に、好きな人から言われたことに
よる期待を裏切れない、失敗できないという
微妙なプレッシャーを感じることがあります。
上記の複雑な感情は、自分の思いを確認する
契機にもなります。
相手への信頼感を深めるとともに、
自分自身を再評価する機会ともなるため、
心の動きには注意を払いながら
相手の言葉と態度を受け止めることが大切です。
頑張れ言葉の語源と英語表現
日本語の「頑張れ」は、元々、「頑張る」に
由来しています。
江戸時代中期頃の文献に「眼張る」が見られ、
そこから「困難に耐え忍ぶ」という意味に発展し、
脅威「頑張る」という漢字が当てられる
ようになりました。
ちなみに頑張る言葉を英語に翻訳すると
「Do your best」や「try hard」となります。
各文化における表現方法の違いを理解することで、
言葉の背景にある意味が見えてきます。このため、
コミュニケーションでの使用も効果的に
行うことが可能です。
頑張れに変わる言葉とは
頑張れに変わる言葉とは
良かれと思った掛けた言葉が、
相手の状況によって悪い印象に捉え方が
変わるため頑張れという声掛けは
極力使わないようにしまましょう。

頑張れに変わる言い換え可能な言葉は下記です。
「応援している」
「あなたならできる」
などがあります。
上記の言葉も、相手にポジティブなメッセージを
伝えることができるため効果的です。
応援してる言葉例:友人が新しい仕事に
挑戦する時「応援しているよ」と伝える。
※直接的なプレッシャーを与えずに、
優しく背中を押すことができます。
あなたはできる言葉例:会社の同僚が難しい
プロジェクトに取り組む際、
「あなたならきっとできるよ」と声をかける。
※あなたのことを信頼しているよとも伝えている
ため自信を持ってもらうことができます。
このように言葉の選び方一つで、相手の
受け取り方が変わることを理解し、
相手の状況や関係性を見ながら柔軟かつ相手が
喜ぶであろう言い回しを用いることが
人間関係をスムーズにするのに役立ちます。
まとめ
「頑張れ」という言葉は、励ましや期待を込めた
表現ですが、受け手の状況や関係性によっては
プレッシャーやストレスとして感じられることも
あります。
特に親しくない相手や既に努力している場合は
負担となりやすく、反発や孤独感を招くことも。
一方、信頼する人や好きな人からの「頑張れ」は
大きな励みとなる反面、期待に応えなければ
というプレッシャーも伴います。
状況に応じて「あなたならできる」
「応援している」など柔軟な言葉選びが大切です。
2025年4月8日 : : 世田谷区在住で仕事の悩み、将来が不安な人向けに相談受付をします
仕事における不安や悩みは、年代や性別に
関わらず、多くの人々が直面する
共通のテーマです。
20~30代は、...
仕事における不安や悩みは、年代や性別に
関わらず、多くの人々が直面する
共通のテーマです。
20~30代は、友人が評判の良い会社に
就職をしたが、自分は労働環境が決して良くない
会社に就職をして将来に対して不安を感じている。
40代は管理職への昇格による責任感や周囲からの
プレッシャーが高まることで、日々の仕事も
綱渡りのように何とかこなしながら
様々な悩みを抱えがちです。
本記事では、仕事の悩みは経験、状況、年代に
よってそれぞれ異なります。知識と情報を
持つことで、抱えている不安や悩みに対して
あなたに合うアプローチを見つけることで
解決の糸口を探っていきます。
仕事の悩みで危険な4つとは
20~30代は会社での仕事と、社会情勢からの
不安で様々なことを抱えています。
特に下記の4つの悩みや、それに近いものに不安を
感じていると人生が詰んでしまうかも知れません。
1大企業がリストラをするなかで、今の会社で
働くことに将来の不安や恐れを感じている。
2仕事の内容が単純すぎるor仕事の内容が複雑で
残業続きのなか日々ストレスを感じている。
3原因不明の体調不良(風邪・発熱、胃痛、頭痛、
眠れない時)がある。
4自分が望んでいる給料や、労働条件ではない
ためいつもモヤモヤしている
上記の4つは会社を休んで休暇を取ったところで
根本的な解決には至らないです。
それでは根本的な解決をするために
転職をしようと考える人もいるでしょう。

上記の表を見ていただくと19歳以下~29歳に
かけて転職率が非常に高くなっています。
新卒で入社して、3割は3年以内に
会社を退職しているデータもあるくらいです。
入社前に必死で就職活動をして、望んで入った
会社でこれから社会人ライフが始まると、期待に
胸を膨らませている状態でしょう。
しかし、数年後に仕事や給料が合わないと
思って退職する人がとても多い状況です。
一度の転職が後戻り不可の地獄直行便
それでは他の人はどんな理由で転職をしているのか
こちらの表を見てください。

男女ともに他の理由(出向等を含む)、定年退職・
契約期間満了、理由が不明なその他個人的理由を
除いて男女ともに一番多い退職理由がこちらです。
職場の人間関係が好ましくなかった
男性:9.1% 女性:13.0%
労働時間、休日などの労働条件が悪い
男性:8.1%、女性:11.1%
給料などの収入が少ない
男性:8.2%、女性:7.1%
職場の人間関係が好ましくないは後で触れます。
労働条件が悪い、給料が少ないで退職する人は、
会社の面接時、または入社前の就業契約締結時に
確認する事項です。
これを退職理由に挙げている時点で、
確認を怠った自分が全て悪いです。
一度転職をすると、ハードルが下がり、
次も気に入らなければ辞めればよい
と錯覚を起こします。
そうすると、転職をしたから前の会社よりも
良い条件で働きたい、給料UPできる仕事に
就きたいという欲が出てくるものです。
前の会社よりも条件が悪いと、ここは違うと言って
選り好みをして少しでも気に入らないと転職を
繰り返します。
こうなると、一度はまったら抜け出せない
底なし沼や、巨大迷路に迷い込んで同じ場所を
グルグル回って先の見えない出口を探すことに
なるでしょう。
なぜこんなことを話すのかと言えば、
私も同じ経験をしているからです。
転職15回をした理由
学生時代に同級生の友人からいじめを受けました。
自分以外の人間は全て敵と思い込み、極度の
人間不信に陥りコミュニケーションが
とても苦手でした。
正社員の面接は100社以上受けるも書類審査で
落され、人材紹介会社に仕事紹介を依頼しても
数える程です。
せっかく回ってきた人材紹介の仕事も、
離職率が高く枠が空きやすい案件ばかりでした。
コミュニケーションが苦手な私は、会社で職場の
人間関係や環境にいつも腹を立てていました。
就業先の職場の人間関係や仕事の業務で
上手くいかない思い通りにならないと、
全て他人の責任にしていたのです。
さらに自分が納得いかないと、色々な人に
対して心の中で暴言を吐いて逆切れしながら
転職を繰り返していました。
転職について詳しく知りたい人は、
下記のリンクを見てください。
七転び八起の私のプロフィール
あまり深く考えずに仕事をしていたら、
転職回数だけがあっという間に増えて履歴書に
書くのも大変な転職歴15回になっていました。
私のように転職を繰り返している人が
どれだけいるかが分かるデータがこちらです。
毎年700万人中〇割が人生転落

出典:厚生労働省(令和5年の入職と離職)のPDFより引用
令和4年、5年の総労働人口はいずれも
約5100万人で、離職者数は700万人です。
離職者の一定数の労働者は転職を何度も
繰り返す傾向があります。
現在の仕事が、将来の自分にとってキャリアを
積むことができるなら、あなたのこの先の人生は
太陽のように希望に満ち溢れているでしょう。
しかし、無計画に転職を繰り返していると
気付いた時に人生が詰んだ状況に追い込まれます。
前述のとおり、私は転職を15回も繰り返して
首が回らなくなりました。
履歴書の職歴欄はスペースがないほどビッチリで
職務経歴は真っ黒状態です。
転職を止め会社に残るなら対策が必須
転職者の現実を知って貰いましたが、
今の会社に残るなら必ず対策が必要です。
給料や労働条件で会社と折り合いをつけても、
退職理由で最も多い理由が、会社の人間関係が
好ましくないを一番に挙げられているためです。

以前、私が人間関係について情報を発信しました。
人間関係改善に興味がある方はこちらを
ご覧ください。
人間関係 悩み相談のリンク
しかし、会社での人間関係は、私の方法が
ほとんど通用しません。
あなた自身が成長をしたところで、上司、同僚、
部下は毎日あなたと顔を合わせるからです。
あなたが成長することで相手にとって居心地が
悪いと感じたり、合わないと思ったりしても
仕事仲間であれば嫌でも接することになります。
あなたが成長したことで相手も変化する可能性は
あります。
しかし、他人は変えられないという原則に立てば、
変わるかわからない相手に対して変わることを
希望したところで時間の無駄です。
重要なことは、あなたが相手と接する時の認識を
ずらしながら、常にあなたらしくいられることが
必須になっていきます。
会社勤務の全ての人で4~5種類の板挟み
会社内には、年齢や経歴によって様々な人と
接する機会があります。
ある意味全ての人が中間管理職のように、立場、
年齢、役職ごとによって複雑な人間関係を
構築することが会社から求められるのです。

ここでは簡単に役職、年齢によって
どのような人と接するのかをお伝えしていきます。
役職有の幹部社員:幹部→役員、幹部→
同期入社同僚、幹部→部下、幹部→お客様
役職無の社員:自分→上司、自分→先輩社員、
自分→同期の同僚、自分→後輩社員、自分→お客様
入社後の新人:新人→上司、新人→先輩社員、
新人→同期新人、新人→お客様
このように立場、年齢、役職ごとだけでも
最低4~5種類の自分とは違う思考、価値観、
感情を持つ人と接する機会があります。
会社内での仕事を円滑に処理するためには、
リーダーシップを取ってメンバーをまとめる、
他人に合わせて活動をする協調性などです。
そしてプロジェクトでの対応、緊急性のある
仕事などの毎日様々な状況や環境に適応しながら
多岐に渡って対応し業務の遂行をしていきます。
さらに業務をスムーズに進行させるために、
会社からは良好な人間関係を構築することが
求められます。
全ての人が人間関係にプレッシャーを感じながら
仕事における日々の業務という決まったことを
積み上げていくのです。
5選!仕事と人間関係を構築できない人の特徴

上記の私のように転職を繰り返す人は、
下記のような特徴があります。
1職場に馴染めない:新しい環境に適応できず
周囲との日常的な会話や相手の話を聴けずに
人間関係構築ができない
2コミュニケーション不足:仕事上のミスを
上司や同僚に報告しない、無愛想な態度を
とることで関係が悪化。
3プライドが高い:自分のミスを認めない、
能力が低い上司の指示を受け入れられない。
4上司のパワハラ問題:不当な扱いや理不尽な
指示を受け、ストレスが蓄積して退職を考える。
5価値観の不一致:周囲の人々と価値観が合わず、
無理に合わせようとして心身が疲弊する。
このように人間関係を上手く構築できないと、
日々の仕事の疲労感と共に、より一層不安や
このままで良いのかという恐れを感じます。
それが原因で、慢性的なストレスが心身に
かかって負担になるため、冒頭でお伝えした
身体的な不調が発生します。
医者も診断できない病気
風邪・発熱、胃痛、頭痛、眠れないは、
ストレスが原因で発症する体調不良です。

薬の服用をしても治らない、医者で診察をしても、
原因がわからないという診断を受ける
可能性があります。
こちらを心理学では、不定愁訴と呼んでいます。
心に対しての負担や、限界だと脳が感じれば
このままだと危険ということを知らせるために
身体感覚として体へ反応を出すことで
心身を守る機能です。
例:毎週、毎月いずれかで同じ曜日や日にちに
学校や会社を体調不良(風邪・発熱、胃痛、
頭痛、眠れない)で欠席・欠勤する人は
不定愁訴の疑いがあります。
あなたが人と接する時の反応は?
不定愁訴を防ぐためには、まず自分が人と
接する時に出る反応を知りましょう。
以前防衛反応という記事を更新しましたが、
あの内容を基に役職有の社員・なし社員、
新人の場合の反応にそれぞれついて
お伝えをしていきます。
役職がある社員
役職がある社員は、自分の権限で動かせる部下を
持ち、チーム内に数名いるメンバーのなかでも
リーダー的な存在です。
○(私)→×(他者)の場合
そんな役職がある社員は、以前私が投稿した
イライラする・私は正しいと思う防衛反応:
○(私)→×(他者)という特徴があります。
下記がリンクです。
○(私)→×(他者)立場の反応
上記のように、長年会社に貢献しながら
仕事をしてきた自負により自分の言っていることは
正しい、役職のある自分の言う通りにできない
同僚や部下に対してイライラすることが多いです。

それが行き過ぎると、○○ハラスメント
ということに繋がっていきます。
有名なパワーハラスメント(略:パワハラ)、
モラルハラスメント(モラハラ)について
例を挙げておきます。
パワハラの要件
1上司から部下への指示や、同僚間で集団行為
など、相手が拒否・抵抗できない状況で行う。
2業務に関連しているが、必要以上の厳しい
指摘や不適切な扱い。
3精神的・身体的に被害を与え、
就業環境を悪化させた。
具体例:
1部下を長期間別室に隔離し、仕事を与えない。
2大勢の前で「給料泥棒」の暴言と、人格を否定。
3日常的に暴力(殴る・蹴る)を振るう。
モラハラ要件
1倫理や常識に反した言動や態度による
精神的な嫌がらせ。
2職権に限らず、同僚間や上下関係を問わず発生。
3被害者が精神的苦痛を受けて、職場環境が悪化。
具体例
1特定の人への挨拶や連絡を無視し続ける。
2同僚の昇進を妨害するために悪口を上司に伝える。
3個人情報(家族関係や経済状況)を執拗に詮索。
そして役職のある社員は、会社の役員から
チームのメンバーや部下に対して厳しく
接するように促しその社員に指導力を発揮して
貰うために権限を付与します。
そうすると、会社から認められている自分は
より正しいという思い込みや思考が強化されながら
そのような意識が無意識に形成されていきます。
会社からも認められて、自分の裁量で部下も
動かせるから順調だと思われがちですが、
大きな落とし穴が待っています。
チームのメンバーや部下に対しては、
○(私)→×(他者)の立場でいられます。
しかし、会社の役員やお客様に関しては
この立場でいたらアウトです。
その時の幹部社員の立場は、×(私)→○(他者)
の立場に移行する必要があります。
なぜなら、部下に接する態度で役員と
接していたら叱責されるでしょうし、
お客様からはクレームになるかも知れません。
そうすると本来の防衛反応の立場でないために、
自分を押し殺しながら相手と接することで
疲労を感じてストレスが溜まりやすくなります。
×(私)→○(他者)の場合
○(私)→×(他者)の立場の幹部社員も
いますが、マジメ、不安症、落ち込みやすい
防衛反応の×(私)→○(他者)立場を持つ
幹部社員もいます。
下記がリンクです。
×(私)→○(他者)立場の反応
この立場の特徴を持っている人は、日々の
ルーティンワークを着実にこなしながら
素直で大変真面目な人です。
仕事的には、日々決まった業務を行う公務員や、
会社では事務職(総務、経理、一般事務)などが
該当します。
会社や団体にとって事務仕事は、土台というか
最も重要な屋台骨としての位置づけです。
事務職が機能していないと会社全体が回りません。

経費、売上、契約関係が管理されずに不十分だと
経費は垂れ流しで、どれだけの売上かも不明、
取引先との契約が守られないと事業が
傾くことさえある重要な仕事です。
会社や団体を、全体的な視野で見守り
支え続けてきたからこそ、上司の評判も高く、
お客様からも感謝されやすいのが特徴です。
会社を縁の下の力持ちとして支え、
会社の様々な業務に精通しています。
上司やお客様から評判が高ければ、
怖いものなしだと思われがちですが、
こちらも大きな落とし穴が待っています。
事務職でコツコツ実績を積んできた社員が、
時期が来たからと昇進をして役職を持った
時から幹部社員は葛藤することになります。
その理由は、会社としては役職があるリーダーは
○(私)→×(他者)のようにリーダーシップを
取って、チームメンバーや部下を動かしながら
厳しく取りまとめて欲しいと思っているからです。
上記でもお伝えした通り、×(私)→○(他者)
の幹部社員は今まで決まった業務をひたすら
着実に積み上げてきました。
リーダーシップを取ったこともなければ、
昨日まで一緒に仕事をしてきた同僚が、
今日から急に自分の指揮下に入りチームメンバー
として自分の裁量で部下を動かす必要があります。
業務の引継ぎがあったとしても、細かい連携や
業務ごとの対応についてまでは十分な
引継ぎをされないことはよくあることです。
引継ぎが十分でなく勝手の違う業務と、
自分の立場ではない○(私)→×(他者)で
チームメンバーや部下と接することになります。

それにも関わらず、本来自分の立場が
×(私)→○(他者)のため、自信のなさから
部下や同僚からは頼りない、能力が低いと
勘違いをされやすいです。
部下から信頼されない、仕事で些細な失敗すると
落ち込んだり将来に対して不安を感じたりします。
失敗から自己肯定感が低下することで、
些細なことで不安を感じると日々の
単純な業務さえも疲労が蓄積されていきます。
役職無の社員、入社後の新人
こちらも基本的には役職有の幹部社員と
内容的には同じです。
役職無の社員、入社後の新人の場合、年齢・
入社年度・相手との立場・関係性によって
○(私)→×(他者)を出すこともできますが、
一緒に仕事をするのにこの立場が邪魔を
することさえあります。
例:同僚からなぜあの人はあんなに横柄
なのだろうとか、なんだかよくわからないが
怖いと思われてしまうとお互いの間で
ギクシャクしてしまうかも知れないからです。
そうなると自分の立場ではない、
×(私)→○(他者)の場合でいることが
社内での勤務中は求められてしまうと
自分の立場ではないため疲労感やストレスを
感じることが多くなります。
元々の立場が×(私)→○(他者)の人は、
○(私)→×(他者)よりも大変ではないと
思われがちです。
しかし、先ほどお伝えした通り、会社からは
日常の業務を円滑にするために良好な人間関係を
構築することが求められながら、日々の業務も
遂行するため将来に対しての不安と
このままで良いのかという恐れを感じています。
これがストレスとなり、心身に大きな負担を
及ぼすのです。
深刻で危険な×(私)→×(他者)状態
以前人間関係の記事でも話しましたが、
不定愁訴の症状も出ない時は無感覚と呼ばれる
一番危険な状態で心身共に慢性的な刺激に
さらされている状態です。

人は強弱の刺激に関わらず、刺激を受け続けると
痛みを感じさせないように脳から痛覚を麻痺
させる物質を分泌する機能があります。
心身へ痛みを感じなくなると、感情においても
辛い、悲しい、ムカつく、喜ぶといった
喜怒哀楽の感情さえも消失してしまいます。
例:原因不明でイライラする、自然と涙が溢れる
言いようのない不安や恐怖などです。
この状態に移行すると、×(私)→×(他者)
立場の反応が出てきます。
自分や他人を含めて誰一人として
信用できなくなります。
これがうつ病の始まりです。
下記がリンクです。
×(私)→×(他者)立場の反応
うつ病については、様々なことが要因で
発症してしまう心の風邪みたいなものです。
リンク先にも書いてありますが、日本は
うつ病になると周囲が騒ぎ出して腫れ物に
触るような接し方をするため当事者をさらに
傷つけてしまいます。
うつ病のことを語るときりがないので
この辺にしておきます。
役職のある幹部社員、役職がない社員、
新人社員が不定愁訴の反応も出ずに
限界突破したら×(私)→×(他者)の立場に
なるということを認識して貰いたいです。
常に○(私)→○(他者)でいる
○(私)→×(他者)、×(私)→○(他者)、
×(私)→×(他者)の立場を持っている人は、
会社で働くことは恐れや不安を感じながら
ひたすらストレスに耐え続けて働くしかないと
思われてしまいます。
そこで私からの提案ですが、タイトルにも
ある通り、自分を含めて他人に対しても
○(私)→○(他者)の立場でいましょう
ということです。
リンクはこちらです。
○(私)→○(他者)立場の反応
上記のリンクをご覧になっていただければ
○(私)→○(他者)の凄さを実感できます。
自分と他者が○だと、今まで相手のことを
見聞きしていたけど×の状態であるために
気がつかなかった相手の言動が全て
手に取るように理解できるようになります。
リンク先でもお伝えをおしていますが、
自分と他者が○になっている状態は、脳が健全に
活動している状態です。
どんな状況であっても、正常な判断と決断が
できるため、全ての人が目標にして欲しいです。

リンク先の良好な人間関係を構築する改善方法と、
脳から信号として出る、3つの声と気持ちを
理解するには、以前人間関係の記事でも
お伝えした通り文章で書くと認識の
齟齬が出てしまいます。
映画の予告と本編に共通する部分で制作者側は
2時間の映画を見たうえで伝えたことを
理解して欲しいのに、文章で伝えてしまうと
私が本当に伝えたいことが伝わらなくなります。
実際にZOOM対面関係なくワークを
受けていいただいた方にお伝えをしていきます。
まとめ
仕事における悩みは年代や状況に応じて異なり、
特に20~30代では労働環境や将来への不安、
40代では管理職への昇進による責任感や
プレッシャーが課題です。
厚労省の資料では全ての世代で、労働環境の悪化や
単調すぎる仕事、原因不明の体調不良が主な
悩みであり、転職を繰り返すことでキャリアが
停滞するリスクを抱える可能性があります。
一方で役職有の幹部社員は、職場の人間関係や
期待の重圧から強いストレス状態に陥る可能性が
高く、適切な対策が必要です。
職場の悩みとして最も多いのは「人間関係」
であり、労働条件や仕事への興味不足も
退職理由として頻出します。
これらの問題を解決するには、自分自身の成長と
ともに他者との接し方を見直すことで、
良好なコミュニケーションを築くことが重要です。
特にストレスによる体調不良(不定愁訴)は
心理的要因が大きいため、早期に対処することが
求められます。
最終的には、自分と他者を尊重する姿勢を
持ち続けることで健全な職場環境を構築し、
不安を軽減することが可能です。
全て表示
関わらず、多くの人々が直面する
共通のテーマです。
20~30代は、友人が評判の良い会社に
就職をしたが、自分は労働環境が決して良くない
会社に就職をして将来に対して不安を感じている。
40代は管理職への昇格による責任感や周囲からの
プレッシャーが高まることで、日々の仕事も
綱渡りのように何とかこなしながら
様々な悩みを抱えがちです。
本記事では、仕事の悩みは経験、状況、年代に
よってそれぞれ異なります。知識と情報を
持つことで、抱えている不安や悩みに対して
あなたに合うアプローチを見つけることで
解決の糸口を探っていきます。
仕事の悩みで危険な4つとは
20~30代は会社での仕事と、社会情勢からの
不安で様々なことを抱えています。
特に下記の4つの悩みや、それに近いものに不安を
感じていると人生が詰んでしまうかも知れません。
1大企業がリストラをするなかで、今の会社で
働くことに将来の不安や恐れを感じている。
2仕事の内容が単純すぎるor仕事の内容が複雑で
残業続きのなか日々ストレスを感じている。
3原因不明の体調不良(風邪・発熱、胃痛、頭痛、
眠れない時)がある。
4自分が望んでいる給料や、労働条件ではない
ためいつもモヤモヤしている
上記の4つは会社を休んで休暇を取ったところで
根本的な解決には至らないです。
それでは根本的な解決をするために
転職をしようと考える人もいるでしょう。

上記の表を見ていただくと19歳以下~29歳に
かけて転職率が非常に高くなっています。
新卒で入社して、3割は3年以内に
会社を退職しているデータもあるくらいです。
入社前に必死で就職活動をして、望んで入った
会社でこれから社会人ライフが始まると、期待に
胸を膨らませている状態でしょう。
しかし、数年後に仕事や給料が合わないと
思って退職する人がとても多い状況です。
一度の転職が後戻り不可の地獄直行便
それでは他の人はどんな理由で転職をしているのか
こちらの表を見てください。

男女ともに他の理由(出向等を含む)、定年退職・
契約期間満了、理由が不明なその他個人的理由を
除いて男女ともに一番多い退職理由がこちらです。
職場の人間関係が好ましくなかった
男性:9.1% 女性:13.0%
労働時間、休日などの労働条件が悪い
男性:8.1%、女性:11.1%
給料などの収入が少ない
男性:8.2%、女性:7.1%
職場の人間関係が好ましくないは後で触れます。
労働条件が悪い、給料が少ないで退職する人は、
会社の面接時、または入社前の就業契約締結時に
確認する事項です。
これを退職理由に挙げている時点で、
確認を怠った自分が全て悪いです。
一度転職をすると、ハードルが下がり、
次も気に入らなければ辞めればよい
と錯覚を起こします。
そうすると、転職をしたから前の会社よりも
良い条件で働きたい、給料UPできる仕事に
就きたいという欲が出てくるものです。
前の会社よりも条件が悪いと、ここは違うと言って
選り好みをして少しでも気に入らないと転職を
繰り返します。
こうなると、一度はまったら抜け出せない
底なし沼や、巨大迷路に迷い込んで同じ場所を
グルグル回って先の見えない出口を探すことに
なるでしょう。
なぜこんなことを話すのかと言えば、
私も同じ経験をしているからです。
転職15回をした理由
学生時代に同級生の友人からいじめを受けました。
自分以外の人間は全て敵と思い込み、極度の
人間不信に陥りコミュニケーションが
とても苦手でした。
正社員の面接は100社以上受けるも書類審査で
落され、人材紹介会社に仕事紹介を依頼しても
数える程です。
せっかく回ってきた人材紹介の仕事も、
離職率が高く枠が空きやすい案件ばかりでした。
コミュニケーションが苦手な私は、会社で職場の
人間関係や環境にいつも腹を立てていました。
就業先の職場の人間関係や仕事の業務で
上手くいかない思い通りにならないと、
全て他人の責任にしていたのです。
さらに自分が納得いかないと、色々な人に
対して心の中で暴言を吐いて逆切れしながら
転職を繰り返していました。
転職について詳しく知りたい人は、
下記のリンクを見てください。
七転び八起の私のプロフィール
あまり深く考えずに仕事をしていたら、
転職回数だけがあっという間に増えて履歴書に
書くのも大変な転職歴15回になっていました。
私のように転職を繰り返している人が
どれだけいるかが分かるデータがこちらです。
毎年700万人中〇割が人生転落

出典:厚生労働省(令和5年の入職と離職)のPDFより引用
令和4年、5年の総労働人口はいずれも
約5100万人で、離職者数は700万人です。
離職者の一定数の労働者は転職を何度も
繰り返す傾向があります。
現在の仕事が、将来の自分にとってキャリアを
積むことができるなら、あなたのこの先の人生は
太陽のように希望に満ち溢れているでしょう。
しかし、無計画に転職を繰り返していると
気付いた時に人生が詰んだ状況に追い込まれます。
前述のとおり、私は転職を15回も繰り返して
首が回らなくなりました。
履歴書の職歴欄はスペースがないほどビッチリで
職務経歴は真っ黒状態です。
転職を止め会社に残るなら対策が必須
転職者の現実を知って貰いましたが、
今の会社に残るなら必ず対策が必要です。
給料や労働条件で会社と折り合いをつけても、
退職理由で最も多い理由が、会社の人間関係が
好ましくないを一番に挙げられているためです。

以前、私が人間関係について情報を発信しました。
人間関係改善に興味がある方はこちらを
ご覧ください。
人間関係 悩み相談のリンク
しかし、会社での人間関係は、私の方法が
ほとんど通用しません。
あなた自身が成長をしたところで、上司、同僚、
部下は毎日あなたと顔を合わせるからです。
あなたが成長することで相手にとって居心地が
悪いと感じたり、合わないと思ったりしても
仕事仲間であれば嫌でも接することになります。
あなたが成長したことで相手も変化する可能性は
あります。
しかし、他人は変えられないという原則に立てば、
変わるかわからない相手に対して変わることを
希望したところで時間の無駄です。
重要なことは、あなたが相手と接する時の認識を
ずらしながら、常にあなたらしくいられることが
必須になっていきます。
会社勤務の全ての人で4~5種類の板挟み
会社内には、年齢や経歴によって様々な人と
接する機会があります。
ある意味全ての人が中間管理職のように、立場、
年齢、役職ごとによって複雑な人間関係を
構築することが会社から求められるのです。

ここでは簡単に役職、年齢によって
どのような人と接するのかをお伝えしていきます。
役職有の幹部社員:幹部→役員、幹部→
同期入社同僚、幹部→部下、幹部→お客様
役職無の社員:自分→上司、自分→先輩社員、
自分→同期の同僚、自分→後輩社員、自分→お客様
入社後の新人:新人→上司、新人→先輩社員、
新人→同期新人、新人→お客様
このように立場、年齢、役職ごとだけでも
最低4~5種類の自分とは違う思考、価値観、
感情を持つ人と接する機会があります。
会社内での仕事を円滑に処理するためには、
リーダーシップを取ってメンバーをまとめる、
他人に合わせて活動をする協調性などです。
そしてプロジェクトでの対応、緊急性のある
仕事などの毎日様々な状況や環境に適応しながら
多岐に渡って対応し業務の遂行をしていきます。
さらに業務をスムーズに進行させるために、
会社からは良好な人間関係を構築することが
求められます。
全ての人が人間関係にプレッシャーを感じながら
仕事における日々の業務という決まったことを
積み上げていくのです。
5選!仕事と人間関係を構築できない人の特徴

上記の私のように転職を繰り返す人は、
下記のような特徴があります。
1職場に馴染めない:新しい環境に適応できず
周囲との日常的な会話や相手の話を聴けずに
人間関係構築ができない
2コミュニケーション不足:仕事上のミスを
上司や同僚に報告しない、無愛想な態度を
とることで関係が悪化。
3プライドが高い:自分のミスを認めない、
能力が低い上司の指示を受け入れられない。
4上司のパワハラ問題:不当な扱いや理不尽な
指示を受け、ストレスが蓄積して退職を考える。
5価値観の不一致:周囲の人々と価値観が合わず、
無理に合わせようとして心身が疲弊する。
このように人間関係を上手く構築できないと、
日々の仕事の疲労感と共に、より一層不安や
このままで良いのかという恐れを感じます。
それが原因で、慢性的なストレスが心身に
かかって負担になるため、冒頭でお伝えした
身体的な不調が発生します。
医者も診断できない病気
風邪・発熱、胃痛、頭痛、眠れないは、
ストレスが原因で発症する体調不良です。

薬の服用をしても治らない、医者で診察をしても、
原因がわからないという診断を受ける
可能性があります。
こちらを心理学では、不定愁訴と呼んでいます。
心に対しての負担や、限界だと脳が感じれば
このままだと危険ということを知らせるために
身体感覚として体へ反応を出すことで
心身を守る機能です。
例:毎週、毎月いずれかで同じ曜日や日にちに
学校や会社を体調不良(風邪・発熱、胃痛、
頭痛、眠れない)で欠席・欠勤する人は
不定愁訴の疑いがあります。
あなたが人と接する時の反応は?
不定愁訴を防ぐためには、まず自分が人と
接する時に出る反応を知りましょう。
以前防衛反応という記事を更新しましたが、
あの内容を基に役職有の社員・なし社員、
新人の場合の反応にそれぞれついて
お伝えをしていきます。
役職がある社員
役職がある社員は、自分の権限で動かせる部下を
持ち、チーム内に数名いるメンバーのなかでも
リーダー的な存在です。
○(私)→×(他者)の場合
そんな役職がある社員は、以前私が投稿した
イライラする・私は正しいと思う防衛反応:
○(私)→×(他者)という特徴があります。
下記がリンクです。
○(私)→×(他者)立場の反応
上記のように、長年会社に貢献しながら
仕事をしてきた自負により自分の言っていることは
正しい、役職のある自分の言う通りにできない
同僚や部下に対してイライラすることが多いです。

それが行き過ぎると、○○ハラスメント
ということに繋がっていきます。
有名なパワーハラスメント(略:パワハラ)、
モラルハラスメント(モラハラ)について
例を挙げておきます。
パワハラの要件
1上司から部下への指示や、同僚間で集団行為
など、相手が拒否・抵抗できない状況で行う。
2業務に関連しているが、必要以上の厳しい
指摘や不適切な扱い。
3精神的・身体的に被害を与え、
就業環境を悪化させた。
具体例:
1部下を長期間別室に隔離し、仕事を与えない。
2大勢の前で「給料泥棒」の暴言と、人格を否定。
3日常的に暴力(殴る・蹴る)を振るう。
モラハラ要件
1倫理や常識に反した言動や態度による
精神的な嫌がらせ。
2職権に限らず、同僚間や上下関係を問わず発生。
3被害者が精神的苦痛を受けて、職場環境が悪化。
具体例
1特定の人への挨拶や連絡を無視し続ける。
2同僚の昇進を妨害するために悪口を上司に伝える。
3個人情報(家族関係や経済状況)を執拗に詮索。
そして役職のある社員は、会社の役員から
チームのメンバーや部下に対して厳しく
接するように促しその社員に指導力を発揮して
貰うために権限を付与します。
そうすると、会社から認められている自分は
より正しいという思い込みや思考が強化されながら
そのような意識が無意識に形成されていきます。
会社からも認められて、自分の裁量で部下も
動かせるから順調だと思われがちですが、
大きな落とし穴が待っています。
チームのメンバーや部下に対しては、
○(私)→×(他者)の立場でいられます。
しかし、会社の役員やお客様に関しては
この立場でいたらアウトです。
その時の幹部社員の立場は、×(私)→○(他者)
の立場に移行する必要があります。
なぜなら、部下に接する態度で役員と
接していたら叱責されるでしょうし、
お客様からはクレームになるかも知れません。
そうすると本来の防衛反応の立場でないために、
自分を押し殺しながら相手と接することで
疲労を感じてストレスが溜まりやすくなります。
×(私)→○(他者)の場合
○(私)→×(他者)の立場の幹部社員も
いますが、マジメ、不安症、落ち込みやすい
防衛反応の×(私)→○(他者)立場を持つ
幹部社員もいます。
下記がリンクです。
×(私)→○(他者)立場の反応
この立場の特徴を持っている人は、日々の
ルーティンワークを着実にこなしながら
素直で大変真面目な人です。
仕事的には、日々決まった業務を行う公務員や、
会社では事務職(総務、経理、一般事務)などが
該当します。
会社や団体にとって事務仕事は、土台というか
最も重要な屋台骨としての位置づけです。
事務職が機能していないと会社全体が回りません。

経費、売上、契約関係が管理されずに不十分だと
経費は垂れ流しで、どれだけの売上かも不明、
取引先との契約が守られないと事業が
傾くことさえある重要な仕事です。
会社や団体を、全体的な視野で見守り
支え続けてきたからこそ、上司の評判も高く、
お客様からも感謝されやすいのが特徴です。
会社を縁の下の力持ちとして支え、
会社の様々な業務に精通しています。
上司やお客様から評判が高ければ、
怖いものなしだと思われがちですが、
こちらも大きな落とし穴が待っています。
事務職でコツコツ実績を積んできた社員が、
時期が来たからと昇進をして役職を持った
時から幹部社員は葛藤することになります。
その理由は、会社としては役職があるリーダーは
○(私)→×(他者)のようにリーダーシップを
取って、チームメンバーや部下を動かしながら
厳しく取りまとめて欲しいと思っているからです。
上記でもお伝えした通り、×(私)→○(他者)
の幹部社員は今まで決まった業務をひたすら
着実に積み上げてきました。
リーダーシップを取ったこともなければ、
昨日まで一緒に仕事をしてきた同僚が、
今日から急に自分の指揮下に入りチームメンバー
として自分の裁量で部下を動かす必要があります。
業務の引継ぎがあったとしても、細かい連携や
業務ごとの対応についてまでは十分な
引継ぎをされないことはよくあることです。
引継ぎが十分でなく勝手の違う業務と、
自分の立場ではない○(私)→×(他者)で
チームメンバーや部下と接することになります。

それにも関わらず、本来自分の立場が
×(私)→○(他者)のため、自信のなさから
部下や同僚からは頼りない、能力が低いと
勘違いをされやすいです。
部下から信頼されない、仕事で些細な失敗すると
落ち込んだり将来に対して不安を感じたりします。
失敗から自己肯定感が低下することで、
些細なことで不安を感じると日々の
単純な業務さえも疲労が蓄積されていきます。
役職無の社員、入社後の新人
こちらも基本的には役職有の幹部社員と
内容的には同じです。
役職無の社員、入社後の新人の場合、年齢・
入社年度・相手との立場・関係性によって
○(私)→×(他者)を出すこともできますが、
一緒に仕事をするのにこの立場が邪魔を
することさえあります。
例:同僚からなぜあの人はあんなに横柄
なのだろうとか、なんだかよくわからないが
怖いと思われてしまうとお互いの間で
ギクシャクしてしまうかも知れないからです。
そうなると自分の立場ではない、
×(私)→○(他者)の場合でいることが
社内での勤務中は求められてしまうと
自分の立場ではないため疲労感やストレスを
感じることが多くなります。
元々の立場が×(私)→○(他者)の人は、
○(私)→×(他者)よりも大変ではないと
思われがちです。
しかし、先ほどお伝えした通り、会社からは
日常の業務を円滑にするために良好な人間関係を
構築することが求められながら、日々の業務も
遂行するため将来に対しての不安と
このままで良いのかという恐れを感じています。
これがストレスとなり、心身に大きな負担を
及ぼすのです。
深刻で危険な×(私)→×(他者)状態
以前人間関係の記事でも話しましたが、
不定愁訴の症状も出ない時は無感覚と呼ばれる
一番危険な状態で心身共に慢性的な刺激に
さらされている状態です。

人は強弱の刺激に関わらず、刺激を受け続けると
痛みを感じさせないように脳から痛覚を麻痺
させる物質を分泌する機能があります。
心身へ痛みを感じなくなると、感情においても
辛い、悲しい、ムカつく、喜ぶといった
喜怒哀楽の感情さえも消失してしまいます。
例:原因不明でイライラする、自然と涙が溢れる
言いようのない不安や恐怖などです。
この状態に移行すると、×(私)→×(他者)
立場の反応が出てきます。
自分や他人を含めて誰一人として
信用できなくなります。
これがうつ病の始まりです。
下記がリンクです。
×(私)→×(他者)立場の反応
うつ病については、様々なことが要因で
発症してしまう心の風邪みたいなものです。
リンク先にも書いてありますが、日本は
うつ病になると周囲が騒ぎ出して腫れ物に
触るような接し方をするため当事者をさらに
傷つけてしまいます。
うつ病のことを語るときりがないので
この辺にしておきます。
役職のある幹部社員、役職がない社員、
新人社員が不定愁訴の反応も出ずに
限界突破したら×(私)→×(他者)の立場に
なるということを認識して貰いたいです。
常に○(私)→○(他者)でいる
○(私)→×(他者)、×(私)→○(他者)、
×(私)→×(他者)の立場を持っている人は、
会社で働くことは恐れや不安を感じながら
ひたすらストレスに耐え続けて働くしかないと
思われてしまいます。
そこで私からの提案ですが、タイトルにも
ある通り、自分を含めて他人に対しても
○(私)→○(他者)の立場でいましょう
ということです。
リンクはこちらです。
○(私)→○(他者)立場の反応
上記のリンクをご覧になっていただければ
○(私)→○(他者)の凄さを実感できます。
自分と他者が○だと、今まで相手のことを
見聞きしていたけど×の状態であるために
気がつかなかった相手の言動が全て
手に取るように理解できるようになります。
リンク先でもお伝えをおしていますが、
自分と他者が○になっている状態は、脳が健全に
活動している状態です。
どんな状況であっても、正常な判断と決断が
できるため、全ての人が目標にして欲しいです。

リンク先の良好な人間関係を構築する改善方法と、
脳から信号として出る、3つの声と気持ちを
理解するには、以前人間関係の記事でも
お伝えした通り文章で書くと認識の
齟齬が出てしまいます。
映画の予告と本編に共通する部分で制作者側は
2時間の映画を見たうえで伝えたことを
理解して欲しいのに、文章で伝えてしまうと
私が本当に伝えたいことが伝わらなくなります。
実際にZOOM対面関係なくワークを
受けていいただいた方にお伝えをしていきます。
まとめ
仕事における悩みは年代や状況に応じて異なり、
特に20~30代では労働環境や将来への不安、
40代では管理職への昇進による責任感や
プレッシャーが課題です。
厚労省の資料では全ての世代で、労働環境の悪化や
単調すぎる仕事、原因不明の体調不良が主な
悩みであり、転職を繰り返すことでキャリアが
停滞するリスクを抱える可能性があります。
一方で役職有の幹部社員は、職場の人間関係や
期待の重圧から強いストレス状態に陥る可能性が
高く、適切な対策が必要です。
職場の悩みとして最も多いのは「人間関係」
であり、労働条件や仕事への興味不足も
退職理由として頻出します。
これらの問題を解決するには、自分自身の成長と
ともに他者との接し方を見直すことで、
良好なコミュニケーションを築くことが重要です。
特にストレスによる体調不良(不定愁訴)は
心理的要因が大きいため、早期に対処することが
求められます。
最終的には、自分と他者を尊重する姿勢を
持ち続けることで健全な職場環境を構築し、
不安を軽減することが可能です。
2025年3月23日 : : 危険!怒りを抑えるとなにが起こる?
幼少期に、親から怒りを出すことに対して注意を
受けた人が多いのではないのでしょうか?
『男の子なんだか...
幼少期に、親から怒りを出すことに対して注意を
受けた人が多いのではないのでしょうか?

『男の子なんだから怒るのはみっともない』、
『女の子なんだからお淑やかにしていなさい』
など他にも様々なことを言われたことがあるかと
思います。
この経験によって怒りを出すことが悪いと
思ってしまう、怒りをコントロールできないのは
ダメだと思い込んでしまいます。
今回は怒りを抑圧することで起こる様々な
ことについて説明をしていきます。
怒りが起こる根源を理解
怒りは多くの場合、欲求不満や期待への裏切り、
不公平を感じることから生じます。
他者とのコミュニケーションにおける誤解や、
利害の衝突が怒りの感情を引き起こす主要な
原因となることが多いです。
例:仕事で自分が10ある仕事を半分まで
やっているのに、同僚が2とか3くらいしか
できていないと、相手への期待や不公平感を
感じるようになります。

ストレスや精神的な疲労を感じると、怒りを
増幅させる要因に繋がっていきます。
例:上記の仕事に対して同僚に改善を求めたが、
全く改善されていない状況に仕事での疲労も
重なり余計にイライラする状態です。
感情としての怒りの役割とは
怒りは単に否定的な感情ではなく、自己防衛
という心身を守る重要な役割を果たします。
怒りを感じ通じることで、自分の境界線が
侵害されていることに気づき、必要な行動の
きっかけを獲得することができます。
例:相手に怒りを感じながらも、自分をさらに
成長させるための原動力として使うことが
出来れば、火事場の馬鹿力のように未知の能力を
引き出すことも可能です。

怒りを完全無視または抑圧するのではなく、
感情を受け入れ分析し向き合うことで、
人生でより自己成長するためのヒントが得られる。
怒りの感情を理解し、適切に表現することが
できれば、自分を含む他人もより良い方向へ
導く力となるでしょう。
※怒りを無視、抑圧してしまうと、
行動や判断に必要な力が削がれてしまいます。
火事場の馬鹿力を発揮することなく終わって
しまうのは、当事者にとっては損害でしかない。
怒りの抑制と爆発のサイクル
長期間にわたって怒りを抑え込むと、一時的には
平穏に見えたり良い結果を得られたりします。
しかし一見静かに見えても、内部に怒りの
エネルギーが煮え滾っているようにストレスや
不満はドンドン蓄積されます。

この蓄積された感情は、予期せぬ瞬間に
火山が噴火するように怒りが爆発的に
溢れ出てしまう可能性があります。
※怒りを爆発させることを、心理学では別名
金色のスタンプを貯めるという表現に例えられる。
例:いつも我儘をいう家族と一緒だったとします。
相手が我儘を言うたびに、あなたがその通りに
言うことを聞いて行動をしていた場合、
ストレスや不満が蓄積されます。
コップに水が溜まるように、いつかのタイミングで
水が溢れる瞬間に爆発します。
相手にしてみれば、急に怒りだしてビックリして
いる状態ですが、あなたは『私がこれだけ我慢
したから好きに怒らせてもらいます』という
状態です。
この状態は、一度怒り出すと歯止めが利かないので
あなたの心身を破壊して、人間関係を大きく損なう
危険な行為です。
6選!怒りの感情をコントロール
怒りの感情をコントロールするには、
まず自分が感情の起伏を明確にして理解します。
自分が何に対して怒っているのか内面と
向き合うように話し合うことが重要です。
自分の内面と向き合う6つの方法を紹介します。

☆6秒ルール実践:怒りを感じたら、6秒間何も
行動せず、深呼吸に集中する。
☆深呼吸エクササイズ:4秒かけて鼻から息を
吸い、8秒かけてゆっくり吐き出す。
☆物理的に距離を取る:怒りの原因から離れ、
気持ちを落ち着かせる時間を作ります。
☆思考パターンの変更:「~べき」、
「~しなければならない」という
固定観念を「~でもいいや」に変える。
☆価値観の違いを認識:相手と意見の相違を、
悪意ではなく価値観の違いとして捉える。
☆今の瞬間に集中:周囲の環境や自分の身体感覚に
意識を向ける。
怒りとの健全な付き合い方
怒りの感情に対して、排除するのではなく仲良く
付き合いながら共存の方法を学ぶことが重要です。
怒りを感じる時は、まず自分の感情を正直に
認めることが必要です。

怒りを認めた後は、怒りを表現する健康的
(趣味、運動、アート活動)かつあなたが
夢中になれる方法を見つけて行動をしましょう。
例:自分にとって本当に好きなことをしている時、
いつの間にかこんなに時間が経ってしまったという
ことはありませんか?
自分にとって本当に好きな活動をしている時は、
余計なことを考える余地がありません。
そうすると、いつの間にか怒りの感情自体が
自然と消滅しています。
※趣味やアート活動ができない人は、
体を動かすことをしてみましょう。
スポーツが苦手なら、ウォーキングや
ランニングがオススメです。
人によりますが一定時間体を動かし続けると、
ランナーズハイというかゾーンに入る時が
あります。
趣味やアート活動と同じで、体を動かすだけで
頭が真っ白になり怒りの感情が自然と消滅します。
そうすると、余計なことを考える必要もなく怒り
をコントロールすることが出来ます。
一度コントロールに成功すると、成功体験となり
自信がつくことで成長に繋がります。
まとめ
怒り感情は自己防衛の重要な役割を果たしますが、
幼少期の経験から多くの人が怒りを抑圧して
しまいます。
しかし、怒りを長期間抑え込むと、ストレスや
不満が蓄積され、予期せぬ瞬間に爆発的に
溢れ出す可能性があります。
怒りを完全に無視するのではなく、
感情を受け入れ、適切に表現することが重要です。
怒りをコントロールするためには、自分の感情の
起伏を理解し、6秒ルールや深呼吸エクササイズ
などの技法を実践することが効果的です。
また、怒りと健全に付き合うには、感情を正直に
認め、健康的な方法で表現することが大切です。
趣味や運動などの活動に没頭することで、
怒りの感情をコントロールし、自然と消滅
させることができます。
怒りを適切に管理することで、精神的健康を
維持し、人間関係を改善することができます。
怒りは単なる否定的感情ではなく、自己成長の
きっかけにもなり得る重要な感情なのです。
全て表示
受けた人が多いのではないのでしょうか?

『男の子なんだから怒るのはみっともない』、
『女の子なんだからお淑やかにしていなさい』
など他にも様々なことを言われたことがあるかと
思います。
この経験によって怒りを出すことが悪いと
思ってしまう、怒りをコントロールできないのは
ダメだと思い込んでしまいます。
今回は怒りを抑圧することで起こる様々な
ことについて説明をしていきます。
怒りが起こる根源を理解
怒りは多くの場合、欲求不満や期待への裏切り、
不公平を感じることから生じます。
他者とのコミュニケーションにおける誤解や、
利害の衝突が怒りの感情を引き起こす主要な
原因となることが多いです。
例:仕事で自分が10ある仕事を半分まで
やっているのに、同僚が2とか3くらいしか
できていないと、相手への期待や不公平感を
感じるようになります。

ストレスや精神的な疲労を感じると、怒りを
増幅させる要因に繋がっていきます。
例:上記の仕事に対して同僚に改善を求めたが、
全く改善されていない状況に仕事での疲労も
重なり余計にイライラする状態です。
感情としての怒りの役割とは
怒りは単に否定的な感情ではなく、自己防衛
という心身を守る重要な役割を果たします。
怒りを感じ通じることで、自分の境界線が
侵害されていることに気づき、必要な行動の
きっかけを獲得することができます。
例:相手に怒りを感じながらも、自分をさらに
成長させるための原動力として使うことが
出来れば、火事場の馬鹿力のように未知の能力を
引き出すことも可能です。

怒りを完全無視または抑圧するのではなく、
感情を受け入れ分析し向き合うことで、
人生でより自己成長するためのヒントが得られる。
怒りの感情を理解し、適切に表現することが
できれば、自分を含む他人もより良い方向へ
導く力となるでしょう。
※怒りを無視、抑圧してしまうと、
行動や判断に必要な力が削がれてしまいます。
火事場の馬鹿力を発揮することなく終わって
しまうのは、当事者にとっては損害でしかない。
怒りの抑制と爆発のサイクル
長期間にわたって怒りを抑え込むと、一時的には
平穏に見えたり良い結果を得られたりします。
しかし一見静かに見えても、内部に怒りの
エネルギーが煮え滾っているようにストレスや
不満はドンドン蓄積されます。

この蓄積された感情は、予期せぬ瞬間に
火山が噴火するように怒りが爆発的に
溢れ出てしまう可能性があります。
※怒りを爆発させることを、心理学では別名
金色のスタンプを貯めるという表現に例えられる。
例:いつも我儘をいう家族と一緒だったとします。
相手が我儘を言うたびに、あなたがその通りに
言うことを聞いて行動をしていた場合、
ストレスや不満が蓄積されます。
コップに水が溜まるように、いつかのタイミングで
水が溢れる瞬間に爆発します。
相手にしてみれば、急に怒りだしてビックリして
いる状態ですが、あなたは『私がこれだけ我慢
したから好きに怒らせてもらいます』という
状態です。
この状態は、一度怒り出すと歯止めが利かないので
あなたの心身を破壊して、人間関係を大きく損なう
危険な行為です。
6選!怒りの感情をコントロール
怒りの感情をコントロールするには、
まず自分が感情の起伏を明確にして理解します。
自分が何に対して怒っているのか内面と
向き合うように話し合うことが重要です。
自分の内面と向き合う6つの方法を紹介します。

☆6秒ルール実践:怒りを感じたら、6秒間何も
行動せず、深呼吸に集中する。
☆深呼吸エクササイズ:4秒かけて鼻から息を
吸い、8秒かけてゆっくり吐き出す。
☆物理的に距離を取る:怒りの原因から離れ、
気持ちを落ち着かせる時間を作ります。
☆思考パターンの変更:「~べき」、
「~しなければならない」という
固定観念を「~でもいいや」に変える。
☆価値観の違いを認識:相手と意見の相違を、
悪意ではなく価値観の違いとして捉える。
☆今の瞬間に集中:周囲の環境や自分の身体感覚に
意識を向ける。
怒りとの健全な付き合い方
怒りの感情に対して、排除するのではなく仲良く
付き合いながら共存の方法を学ぶことが重要です。
怒りを感じる時は、まず自分の感情を正直に
認めることが必要です。

怒りを認めた後は、怒りを表現する健康的
(趣味、運動、アート活動)かつあなたが
夢中になれる方法を見つけて行動をしましょう。
例:自分にとって本当に好きなことをしている時、
いつの間にかこんなに時間が経ってしまったという
ことはありませんか?
自分にとって本当に好きな活動をしている時は、
余計なことを考える余地がありません。
そうすると、いつの間にか怒りの感情自体が
自然と消滅しています。
※趣味やアート活動ができない人は、
体を動かすことをしてみましょう。
スポーツが苦手なら、ウォーキングや
ランニングがオススメです。
人によりますが一定時間体を動かし続けると、
ランナーズハイというかゾーンに入る時が
あります。
趣味やアート活動と同じで、体を動かすだけで
頭が真っ白になり怒りの感情が自然と消滅します。
そうすると、余計なことを考える必要もなく怒り
をコントロールすることが出来ます。
一度コントロールに成功すると、成功体験となり
自信がつくことで成長に繋がります。
まとめ
怒り感情は自己防衛の重要な役割を果たしますが、
幼少期の経験から多くの人が怒りを抑圧して
しまいます。
しかし、怒りを長期間抑え込むと、ストレスや
不満が蓄積され、予期せぬ瞬間に爆発的に
溢れ出す可能性があります。
怒りを完全に無視するのではなく、
感情を受け入れ、適切に表現することが重要です。
怒りをコントロールするためには、自分の感情の
起伏を理解し、6秒ルールや深呼吸エクササイズ
などの技法を実践することが効果的です。
また、怒りと健全に付き合うには、感情を正直に
認め、健康的な方法で表現することが大切です。
趣味や運動などの活動に没頭することで、
怒りの感情をコントロールし、自然と消滅
させることができます。
怒りを適切に管理することで、精神的健康を
維持し、人間関係を改善することができます。
怒りは単なる否定的感情ではなく、自己成長の
きっかけにもなり得る重要な感情なのです。
2025年3月2日 : : 世田谷区在住の人間関係に悩んでいる人向けに相談受付いたします
良好な人間関係は、人生の最重要課題として、
永遠のテーマと言っても過言でありません。
あなたも下記のよう...
良好な人間関係は、人生の最重要課題として、
永遠のテーマと言っても過言でありません。
あなたも下記のような人間関係での悩みは
思い当たるのではないでしょうか?

毎日のように顔を合わせる家族との会話がない、
何を考えているのかわからない。
ご近所さんとの関係が上手くいかないがゆえに、
自分のことをどう思っているのかが気になる。
仲が良かった友人と、ある時を境に関係に溝が
できてしまい、以前のように仲良くなりたいと
思いながら良い方法が見つからず疎遠に
なってしまっているなど
多くの人が人間関係において、様々な悩みを
抱えながら毎日生活をされています。
今回は、全ての人が抱える人間関係の問題について
新たな提案と新常識についてお伝えしていきます。
TVや専門家の話を信用しない
人間関係で様々な悩みを抱えながら、
どうしようもない状況を改善するために、
書籍の購入、TVに出ている専門家の話を聞く、
セミナーに参加をします。
専門家や講師からは、相手の心を理解しましょう、
客観的な視野で相手を含めて全体を
見ていきましょう、相手に対して思いやりの
心を持つように、優しい言葉と態度で接して
いきましょうなどと言われたことはありませんか?
今まで人間関係の構築や改善が切実な問題で
長年悩んできたけど、これで良好な人間関係が
できると思って明るい未来を想像しながら
希望に満ち溢れていたことでしょう。
しかし上記のことを実践して感じたと思いますが、
私からしてみるとどのアドバイスも抽象的過ぎて
具体性に欠けるため上手くいかない事の方が
きっと多かったと思います。

あなたからすれば、良好な人間関係ができると
思い明るい未来を想像しながら希望に
満ち溢れる状況をイメージしていただけに、
天国から地獄、希望から絶望に変わってしまった
瞬間ではないでしょうか。
相手を見ても何もわからない
そもそも、相手の心を理解する、相手を客観的に
見たところで相手の何がわかるのでしょうか?
相手の心を理解するために、対象になる人の
好き嫌いを調査する、相手の性格・どんな思考や
感情を持っているのか分かったところで
相手の全てを理解したと言えません。
上記のように相手のことを理解したと思ったのに、
接してみたら全然印象が違ったということは
よくあることです。
アドバイスによる失敗例
またあなたが、相手に対して思いやりの心や、
優しい言葉と態度で接していたとしましょう。
気持ちが落ち込んでいたり、悩みがあったり
する人に対しては、思いやりの心・
優しい言葉や態度は、枯れていた花が息を
吹き返したように心と体に潤いをもたらして
満たしてくれることもあります。

しかし、人のことをあまり信用していない人や、
相手があなたのことをよく知らなかった場合、
思いやりの心、優しい言葉や態度が
悪いイメージとして定着します。
『なんで私にこんなに優しくするのか意味不明、
何か相手にとってメリットがあるのかも、
怪しすぎて信用なんてできない』
あなたにそんな意思がなかったとしても、
相手に悪い方向に勘繰られてしまい
逆に人間関係が悪化することさえ考えられます。
また相手のために良かれと思ってやった、
思いやりや優しい態度や言葉を受けた相手が、
誤解をしてあなたの周りの人達に、悪い噂や
陰口をされることも考えられます。
このような状況になると、自分が良かれと思って
やってきたことが正しいのか間違っているのか
さえわからなくなってしまい疑心暗鬼に
なってしまいます。
アドバイスがあなたを苦しめる
そしてあなたは、『あれだけ実績のある講師や、
TVにも出るくらい有名な先生が言っていたのに
人間関係をうまく構築できない自分はなんて
ダメなんだ、この先どうすればいいのだろう』
と思っているのではないでしょうか。

このような状況に陥ってしまうと、人間関係を
上手く構築できない自分を否定しながら、
上手くできている相手を羨ましく思って
比較をしてしまいます。
×→〇(落ち込みやすい)の防衛反応
上記でお伝えした通り、アドバイスの内容が全く
具体的ではないので自分を卑下しないでください。
あなたが上手く実践できない、思った通りに
結果が出なかったとしても当然ですし、
あなたが気に病む必要は全くありません。
権威効果の大いなる弊害
それにも関わらず、なぜ具体的ではない
アドバイスを実践できない自分を責めて
しまうのかと言えば、人間は地位や肩書がある人、
大勢の人が言っていることの方が正しいと錯覚する
【権威効果】という現象があります。
権威効果の説明を簡単にすると、社会的地位や
権力、肩書きにより、ごく一般的で普通ものでも
大変良い印象を受けてしまう心理的効果です。
例:書籍の帯や、セミナーでの肩書に
「○○大学名誉教授」と記載されると、
信頼性が一気に高まります。
人は自分より経験豊富な人や実績がある人の意見を
受け入れやすくなる傾向があります。
しかしどれほど地位や肩書があったとて、
多くの人が同じ意見を述べていたとて、
人間なので必ず正しいことを言っているとは
限らず間違うことは誰でもあります。
意見を聞く・聞かない人の違い

そして自分の主張が正しいと思っている人ほど、
頑固であったり他人の意見を聞き入れたり
しないです。
反対に素直に人の意見を聞く人ほど、
相手に寄り添いながら気遣いができるため
主張が弱いと感じられてしまい誤解をされやすい
側面を持っています。
相手に寄り添い、気遣いができる人ほど、
相手の強い意見と圧力によって、自分は
間違っていると勘違いをされることで
抱え込んでしまい、できない自分を責めて
しまいがちです。
そんな時は、自分に対しての視野が狭くなり、
自分の心がいつも落ちつかずに
雁字搦めになっている状況です。
さらに毎日同じ人(家族、仕事の同僚、友人)
としか接する機会がない場合は悪循環に陥ります。
あなたの意見、思考、感情が、自分にとって
近しい人ほどに理解されないと、
これが永遠に続くかもと思ってしまいます。
同時に、相手は常に正しい自分は間違っている
という思い込みによって思考や感情が強化されて
あなたの心や体は逃げ場がなくなります。
人間関係問題は沼にハマる感覚と同じ
人間関係に限らず人間の思考で一番危険な
思考パターンになると沼にハマった時と
同じ状況に陥ります。
「悩みが深い」→「解決に至らない」→
「進む先(出口)が見えない」→
「解決するために力を尽きる」→
「エネルギー不足で何も考えられない・
感じない」

最後の何も考えられない・感じないになると、
無感覚という状態で自分の喜怒哀楽の感情さえも
なくなってしまいます。
この状態が長く続くと、人間関係のことだけ
ではなく少しでも上手くいかないことがあれば、
あれもこれもできない自分は何をやっても
上手くいかないという思考に陥ります。
そして、私がこれだけ辛くて苦しいから助けて
欲しいのに、誰も助けてくれない、
助けてくれない周りもダメだし自分を更に
否定するようになるとうつ状態に移行します。
×→×(うつ状態・情緒不安定)の防衛反応
1人では解決できないうつ状態
うつ状態になると、あなた自身だけの力で
抜け出すのは難しいです。

抜け出すためには、あなたにとって信頼の
おける人に今の状況を伝えながら、
定期的に話をすることが重要になります。
しかし、どれほど信頼をしている人であっても、
あなたの状況と辛さを100%理解できるとは
限りません。
自分(×)→相手(×)の状態は誰も
信用することが出来ていない状況のため、
些細なことでもあなたのことを理解できなければ、
今まで信頼していた相手であってもその瞬間に
あなたにとって敵になります。
そのためあなたのことを100%承認してくれる人を
見つける必要が出てきます。
相手主導の人間関係は危険
私が提唱するのは、人間関係構築において
相手の顔色を窺いながら接するのは、
今この瞬間から止めましょうということです。

心理学を学んだ人であれば一度は聞いたことがある
最も有名なキーワードがあります。
【他人と過去は変えられない】という
原理原則とも言われています。
意味を約すると、【相手が自ら変わる意志を
持たない限りは変わらないし、過去に起こった
出来事や経験を物理的に変更することは
できません。】という意味です。
過去という時間軸は誰が見ても変えることは
できませんが、相手を変えること自体も
同じくらい難しく変えられないということです。
この原則によれば、あなたがどれだけ相手に
寄り添い、相手を気遣ったところで、
相手に変わって欲しいと願ったところで
相手はなんとも思いません。
あなたが寄り添い、気遣いながら相手が
変わるように望むほど、そういうところが
雰囲気や立ち居振る舞いが相手に気づかれて
余計に意固地になって相手が変わるどころか、
人間関係が悪化するかも知れません。
そんな相手が変わるかどうかもわからないのに
時間と手間をかけてまでやる意味がありますか
ということをあなたに問いたいです。
成長すれば人間関係が激変
それよりも、あなた自身が成長することで
分け隔てなく人と接することが出来たら
どうでしょうか?
ということをイメージして貰いたいです。

例:あなたに3人の友人がいます。
友人Aさん、Bさん、Cさんにいて、
あなたはこの3人から嫌われたくありません。
Aさんは芸能関係のニュースが好きだから
事前準備が必要、Bさんは仲間の失敗や悪口が
大好きなので知り合いに連絡を取って情報収集、
Cさんは色々な事に興味があるので幅広い話題を
情報として仕入れる必要があったとします。
相手に嫌われたくないがために、友人それぞれ
興味関心が違うことに全て対応をしていたら
いくら時間があっても足りないですよね。
相手の顔色を窺いながら人間関係を構築すると、
気にしなくても良いことまで気になり始めます。
それよりも、あなた自身が成長をすることで、
Aさん、Bさん、Cさん3人とも一緒の対応で
分け隔てなく接することが出来たらどうでしょう?
3人を気遣うことなく接することが出来れば、
今までしていた余計なことや時間を自分の
好きなことや大事な用事を行えるようになります。
成長すると今までの人脈が破壊
自分を成長させると、円滑な人間関係が
構築できる反面デメリットも存在します。
あなたが成長したことで、今まで付き合ってきた
友人や近しい人が拒否反応を示すことがあります。

例:あなた自身いつも自分に対して自信が
なくて、自信がないあなただから付き合っていた
友人や、近しい人がいたとします。
昨日まで自分に対して自信がなかったあなたが、
今日になったらいきなり自信に満ち溢れている
あなたになったことを想像してみてください。
相手は驚きと共に、変わってしまったあなたを
受け入れることができなくなります。
自信に満ちあふれているあなたと、
自信がない友人や近しい人では、思考・感情・
価値観に至る全てにおいて全く真逆になるため
相容れない存在となり疎遠になっていきます。
あなたはそれを悲しいと感じてしまうか、
仕方がないと思うかどちらになるでしょうか?
ただ私から言わせて貰えれば、人生のステージが
違う人と一緒にいても、自分が辛くなりますし、
あなたの大切な一度きりの人生に
大きな影響を及ぼしますよ。
人生はゲーム(RPG)と同じ

この現象は、ゲームのロールプレイングと一緒です。
昨日まで仲間全員がレベル1で弱い敵と
戦っていたら、急に自分だけがレベルが50や100
になっていたとします。
レベル50や100のあなたが、レベル1の敵と
戦っても弱いし、レベル1の弱い味方の
サポートまでする必要が出てきます。
更に実社会においてもこの現象があります。
わかりやすい例にすると、初対面の経営者と
主婦が初対面の場合に話が合うかということです。
日々の習慣、考え方、環境、周りの人脈含めて
全ての事柄で違うことだらけな中で共通点を
探すことの方が難しいです。
自分と立場が違う人と一緒にいると、
自分を引き上げてくれるということもありますが、
それ以上に居心地が悪い、気まずいと感じて
すぐにこの場所から離れたいと思うのでは
ないでしょうか?
それよりもあなたが成長することで、
今まで知り合う機会のなかった人達や、
人間性の優れている人たちとの出会いが増えれば
あなたの人生はその瞬間から大きく
変わり始めますよ。
コンテンツは直接伝える理由
あなたが成長するためのコンテンツは、
直接相談した際にお伝えします。
理由は5つのコミュニケーションエラーが
発生するためです。

1情報の受信や解釈における主な問題点を
示しています。思い込みや先入観により、
実際の状況と異なる判断をしてしまう。
2誤った情報を鵜呑みにしたり、重要な点を
見落としたりすることで、ミスが発生する
可能性があります。
3受信者の知識や経験の不足が誤解を
招くこともあります。
4情報の信頼性を十分に確認せずに
受け入れてしまうことも問題となります。
5正確な情報の受信と理解を妨げ、
コミュニケーションの質を低下させる可能性。
わかりやすく例えると、映画の予告と本編に
共通する部分があります。
例:映画では、2時間上映する本編に興味を
持って貰うために予告編を作ります。
予告編を見れば、本編を見ずとも
どんな内容なのかがわかってしまう状態です。
映画の作成者からすると、本編で伝えたいことが
あるのに、見て貰えなければ何の意味もないのと
同じです。
私がお伝えする内容も、他ではやっていない
コンテンツなので自信もあります。
それでも、なんだそんなことですかとか、
その方法なら知っていますよという人が
一定数必ず出てきます。
本当に重要なことが伝わらずに、知ったかぶりを
されてしまうと、悩んでいる本人にとっても
不利益にしかなりません。
まとめ
人間関係の改善は永遠のテーマですが、
専門家・有名人・TVのアドバイスは
抽象的で具体性に欠けることが多いです。
アドバイス通りに従ったことで、
相手の心を理解しようとしたり、思いやりを
持って接したりすることが、逆効果になることも
大いにあります。
そのような権威効果を使った意見を鵜呑みにせず、
そもそもが間違っているアドバイスなので
あなた自身を決して責めないでください。
これからは、相手主導の人間関係の構築方法は
危険です。
他人を変えることは過去を変えるくらい
難しいため、自分自身の成長に焦点を
当てていきましょう。
自己成長により、人との接し方が変わり、
人間関係が改善する可能性があります。
ただし、成長によって既存の人間関係が
変化する可能性もあります。
あなたと思考・感情・価値観が合わなくなった
人とは居心地が悪くなるため、相手から自然と
距離を置かれて疎遠になることでしょう。
人生はRPGのようなもので、自分のレベルに
合った環境や人間関係を築くことが大切です。
成長することで新たな出会いが生まれ、
出会った人からもたらされる知識や情報によって
人生が大きく変わっていきます。
自分自身の成長に注力し、それに伴って
人間関係も自然と改善していくことが
最も望ましいアプローチです。
全て表示
永遠のテーマと言っても過言でありません。
あなたも下記のような人間関係での悩みは
思い当たるのではないでしょうか?

毎日のように顔を合わせる家族との会話がない、
何を考えているのかわからない。
ご近所さんとの関係が上手くいかないがゆえに、
自分のことをどう思っているのかが気になる。
仲が良かった友人と、ある時を境に関係に溝が
できてしまい、以前のように仲良くなりたいと
思いながら良い方法が見つからず疎遠に
なってしまっているなど
多くの人が人間関係において、様々な悩みを
抱えながら毎日生活をされています。
今回は、全ての人が抱える人間関係の問題について
新たな提案と新常識についてお伝えしていきます。
TVや専門家の話を信用しない
人間関係で様々な悩みを抱えながら、
どうしようもない状況を改善するために、
書籍の購入、TVに出ている専門家の話を聞く、
セミナーに参加をします。
専門家や講師からは、相手の心を理解しましょう、
客観的な視野で相手を含めて全体を
見ていきましょう、相手に対して思いやりの
心を持つように、優しい言葉と態度で接して
いきましょうなどと言われたことはありませんか?
今まで人間関係の構築や改善が切実な問題で
長年悩んできたけど、これで良好な人間関係が
できると思って明るい未来を想像しながら
希望に満ち溢れていたことでしょう。
しかし上記のことを実践して感じたと思いますが、
私からしてみるとどのアドバイスも抽象的過ぎて
具体性に欠けるため上手くいかない事の方が
きっと多かったと思います。

あなたからすれば、良好な人間関係ができると
思い明るい未来を想像しながら希望に
満ち溢れる状況をイメージしていただけに、
天国から地獄、希望から絶望に変わってしまった
瞬間ではないでしょうか。
相手を見ても何もわからない
そもそも、相手の心を理解する、相手を客観的に
見たところで相手の何がわかるのでしょうか?
相手の心を理解するために、対象になる人の
好き嫌いを調査する、相手の性格・どんな思考や
感情を持っているのか分かったところで
相手の全てを理解したと言えません。
上記のように相手のことを理解したと思ったのに、
接してみたら全然印象が違ったということは
よくあることです。
アドバイスによる失敗例
またあなたが、相手に対して思いやりの心や、
優しい言葉と態度で接していたとしましょう。
気持ちが落ち込んでいたり、悩みがあったり
する人に対しては、思いやりの心・
優しい言葉や態度は、枯れていた花が息を
吹き返したように心と体に潤いをもたらして
満たしてくれることもあります。

しかし、人のことをあまり信用していない人や、
相手があなたのことをよく知らなかった場合、
思いやりの心、優しい言葉や態度が
悪いイメージとして定着します。
『なんで私にこんなに優しくするのか意味不明、
何か相手にとってメリットがあるのかも、
怪しすぎて信用なんてできない』
あなたにそんな意思がなかったとしても、
相手に悪い方向に勘繰られてしまい
逆に人間関係が悪化することさえ考えられます。
また相手のために良かれと思ってやった、
思いやりや優しい態度や言葉を受けた相手が、
誤解をしてあなたの周りの人達に、悪い噂や
陰口をされることも考えられます。
このような状況になると、自分が良かれと思って
やってきたことが正しいのか間違っているのか
さえわからなくなってしまい疑心暗鬼に
なってしまいます。
アドバイスがあなたを苦しめる
そしてあなたは、『あれだけ実績のある講師や、
TVにも出るくらい有名な先生が言っていたのに
人間関係をうまく構築できない自分はなんて
ダメなんだ、この先どうすればいいのだろう』
と思っているのではないでしょうか。

このような状況に陥ってしまうと、人間関係を
上手く構築できない自分を否定しながら、
上手くできている相手を羨ましく思って
比較をしてしまいます。
×→〇(落ち込みやすい)の防衛反応
上記でお伝えした通り、アドバイスの内容が全く
具体的ではないので自分を卑下しないでください。
あなたが上手く実践できない、思った通りに
結果が出なかったとしても当然ですし、
あなたが気に病む必要は全くありません。
権威効果の大いなる弊害
それにも関わらず、なぜ具体的ではない
アドバイスを実践できない自分を責めて
しまうのかと言えば、人間は地位や肩書がある人、
大勢の人が言っていることの方が正しいと錯覚する
【権威効果】という現象があります。
権威効果の説明を簡単にすると、社会的地位や
権力、肩書きにより、ごく一般的で普通ものでも
大変良い印象を受けてしまう心理的効果です。
例:書籍の帯や、セミナーでの肩書に
「○○大学名誉教授」と記載されると、
信頼性が一気に高まります。
人は自分より経験豊富な人や実績がある人の意見を
受け入れやすくなる傾向があります。
しかしどれほど地位や肩書があったとて、
多くの人が同じ意見を述べていたとて、
人間なので必ず正しいことを言っているとは
限らず間違うことは誰でもあります。
意見を聞く・聞かない人の違い

そして自分の主張が正しいと思っている人ほど、
頑固であったり他人の意見を聞き入れたり
しないです。
反対に素直に人の意見を聞く人ほど、
相手に寄り添いながら気遣いができるため
主張が弱いと感じられてしまい誤解をされやすい
側面を持っています。
相手に寄り添い、気遣いができる人ほど、
相手の強い意見と圧力によって、自分は
間違っていると勘違いをされることで
抱え込んでしまい、できない自分を責めて
しまいがちです。
そんな時は、自分に対しての視野が狭くなり、
自分の心がいつも落ちつかずに
雁字搦めになっている状況です。
さらに毎日同じ人(家族、仕事の同僚、友人)
としか接する機会がない場合は悪循環に陥ります。
あなたの意見、思考、感情が、自分にとって
近しい人ほどに理解されないと、
これが永遠に続くかもと思ってしまいます。
同時に、相手は常に正しい自分は間違っている
という思い込みによって思考や感情が強化されて
あなたの心や体は逃げ場がなくなります。
人間関係問題は沼にハマる感覚と同じ
人間関係に限らず人間の思考で一番危険な
思考パターンになると沼にハマった時と
同じ状況に陥ります。
「悩みが深い」→「解決に至らない」→
「進む先(出口)が見えない」→
「解決するために力を尽きる」→
「エネルギー不足で何も考えられない・
感じない」

最後の何も考えられない・感じないになると、
無感覚という状態で自分の喜怒哀楽の感情さえも
なくなってしまいます。
この状態が長く続くと、人間関係のことだけ
ではなく少しでも上手くいかないことがあれば、
あれもこれもできない自分は何をやっても
上手くいかないという思考に陥ります。
そして、私がこれだけ辛くて苦しいから助けて
欲しいのに、誰も助けてくれない、
助けてくれない周りもダメだし自分を更に
否定するようになるとうつ状態に移行します。
×→×(うつ状態・情緒不安定)の防衛反応
1人では解決できないうつ状態
うつ状態になると、あなた自身だけの力で
抜け出すのは難しいです。

抜け出すためには、あなたにとって信頼の
おける人に今の状況を伝えながら、
定期的に話をすることが重要になります。
しかし、どれほど信頼をしている人であっても、
あなたの状況と辛さを100%理解できるとは
限りません。
自分(×)→相手(×)の状態は誰も
信用することが出来ていない状況のため、
些細なことでもあなたのことを理解できなければ、
今まで信頼していた相手であってもその瞬間に
あなたにとって敵になります。
そのためあなたのことを100%承認してくれる人を
見つける必要が出てきます。
相手主導の人間関係は危険
私が提唱するのは、人間関係構築において
相手の顔色を窺いながら接するのは、
今この瞬間から止めましょうということです。

心理学を学んだ人であれば一度は聞いたことがある
最も有名なキーワードがあります。
【他人と過去は変えられない】という
原理原則とも言われています。
意味を約すると、【相手が自ら変わる意志を
持たない限りは変わらないし、過去に起こった
出来事や経験を物理的に変更することは
できません。】という意味です。
過去という時間軸は誰が見ても変えることは
できませんが、相手を変えること自体も
同じくらい難しく変えられないということです。
この原則によれば、あなたがどれだけ相手に
寄り添い、相手を気遣ったところで、
相手に変わって欲しいと願ったところで
相手はなんとも思いません。
あなたが寄り添い、気遣いながら相手が
変わるように望むほど、そういうところが
雰囲気や立ち居振る舞いが相手に気づかれて
余計に意固地になって相手が変わるどころか、
人間関係が悪化するかも知れません。
そんな相手が変わるかどうかもわからないのに
時間と手間をかけてまでやる意味がありますか
ということをあなたに問いたいです。
成長すれば人間関係が激変
それよりも、あなた自身が成長することで
分け隔てなく人と接することが出来たら
どうでしょうか?
ということをイメージして貰いたいです。

例:あなたに3人の友人がいます。
友人Aさん、Bさん、Cさんにいて、
あなたはこの3人から嫌われたくありません。
Aさんは芸能関係のニュースが好きだから
事前準備が必要、Bさんは仲間の失敗や悪口が
大好きなので知り合いに連絡を取って情報収集、
Cさんは色々な事に興味があるので幅広い話題を
情報として仕入れる必要があったとします。
相手に嫌われたくないがために、友人それぞれ
興味関心が違うことに全て対応をしていたら
いくら時間があっても足りないですよね。
相手の顔色を窺いながら人間関係を構築すると、
気にしなくても良いことまで気になり始めます。
それよりも、あなた自身が成長をすることで、
Aさん、Bさん、Cさん3人とも一緒の対応で
分け隔てなく接することが出来たらどうでしょう?
3人を気遣うことなく接することが出来れば、
今までしていた余計なことや時間を自分の
好きなことや大事な用事を行えるようになります。
成長すると今までの人脈が破壊
自分を成長させると、円滑な人間関係が
構築できる反面デメリットも存在します。
あなたが成長したことで、今まで付き合ってきた
友人や近しい人が拒否反応を示すことがあります。

例:あなた自身いつも自分に対して自信が
なくて、自信がないあなただから付き合っていた
友人や、近しい人がいたとします。
昨日まで自分に対して自信がなかったあなたが、
今日になったらいきなり自信に満ち溢れている
あなたになったことを想像してみてください。
相手は驚きと共に、変わってしまったあなたを
受け入れることができなくなります。
自信に満ちあふれているあなたと、
自信がない友人や近しい人では、思考・感情・
価値観に至る全てにおいて全く真逆になるため
相容れない存在となり疎遠になっていきます。
あなたはそれを悲しいと感じてしまうか、
仕方がないと思うかどちらになるでしょうか?
ただ私から言わせて貰えれば、人生のステージが
違う人と一緒にいても、自分が辛くなりますし、
あなたの大切な一度きりの人生に
大きな影響を及ぼしますよ。
人生はゲーム(RPG)と同じ

この現象は、ゲームのロールプレイングと一緒です。
昨日まで仲間全員がレベル1で弱い敵と
戦っていたら、急に自分だけがレベルが50や100
になっていたとします。
レベル50や100のあなたが、レベル1の敵と
戦っても弱いし、レベル1の弱い味方の
サポートまでする必要が出てきます。
更に実社会においてもこの現象があります。
わかりやすい例にすると、初対面の経営者と
主婦が初対面の場合に話が合うかということです。
日々の習慣、考え方、環境、周りの人脈含めて
全ての事柄で違うことだらけな中で共通点を
探すことの方が難しいです。
自分と立場が違う人と一緒にいると、
自分を引き上げてくれるということもありますが、
それ以上に居心地が悪い、気まずいと感じて
すぐにこの場所から離れたいと思うのでは
ないでしょうか?
それよりもあなたが成長することで、
今まで知り合う機会のなかった人達や、
人間性の優れている人たちとの出会いが増えれば
あなたの人生はその瞬間から大きく
変わり始めますよ。
コンテンツは直接伝える理由
あなたが成長するためのコンテンツは、
直接相談した際にお伝えします。
理由は5つのコミュニケーションエラーが
発生するためです。

1情報の受信や解釈における主な問題点を
示しています。思い込みや先入観により、
実際の状況と異なる判断をしてしまう。
2誤った情報を鵜呑みにしたり、重要な点を
見落としたりすることで、ミスが発生する
可能性があります。
3受信者の知識や経験の不足が誤解を
招くこともあります。
4情報の信頼性を十分に確認せずに
受け入れてしまうことも問題となります。
5正確な情報の受信と理解を妨げ、
コミュニケーションの質を低下させる可能性。
わかりやすく例えると、映画の予告と本編に
共通する部分があります。
例:映画では、2時間上映する本編に興味を
持って貰うために予告編を作ります。
予告編を見れば、本編を見ずとも
どんな内容なのかがわかってしまう状態です。
映画の作成者からすると、本編で伝えたいことが
あるのに、見て貰えなければ何の意味もないのと
同じです。
私がお伝えする内容も、他ではやっていない
コンテンツなので自信もあります。
それでも、なんだそんなことですかとか、
その方法なら知っていますよという人が
一定数必ず出てきます。
本当に重要なことが伝わらずに、知ったかぶりを
されてしまうと、悩んでいる本人にとっても
不利益にしかなりません。
まとめ
人間関係の改善は永遠のテーマですが、
専門家・有名人・TVのアドバイスは
抽象的で具体性に欠けることが多いです。
アドバイス通りに従ったことで、
相手の心を理解しようとしたり、思いやりを
持って接したりすることが、逆効果になることも
大いにあります。
そのような権威効果を使った意見を鵜呑みにせず、
そもそもが間違っているアドバイスなので
あなた自身を決して責めないでください。
これからは、相手主導の人間関係の構築方法は
危険です。
他人を変えることは過去を変えるくらい
難しいため、自分自身の成長に焦点を
当てていきましょう。
自己成長により、人との接し方が変わり、
人間関係が改善する可能性があります。
ただし、成長によって既存の人間関係が
変化する可能性もあります。
あなたと思考・感情・価値観が合わなくなった
人とは居心地が悪くなるため、相手から自然と
距離を置かれて疎遠になることでしょう。
人生はRPGのようなもので、自分のレベルに
合った環境や人間関係を築くことが大切です。
成長することで新たな出会いが生まれ、
出会った人からもたらされる知識や情報によって
人生が大きく変わっていきます。
自分自身の成長に注力し、それに伴って
人間関係も自然と改善していくことが
最も望ましいアプローチです。
2025年2月23日 : : 世田谷区在住で子育てに悩んでいる親向けに相談に乗ります
何度叱っても言うことを聞かない、
これ買って欲しいと駄々をこねる、
危険な行動をする子供達の相手をしてい...
何度叱っても言うことを聞かない、
これ買って欲しいと駄々をこねる、
危険な行動をする子供達の相手をしていると、
親からすると子供の考えていることがわからないし
日々ストレスが溜まっていることでしょう。

しかし、子供達の思考や感情は大変シンプルです。
親が複雑に考えすぎると、子供との間でボタンの
掛け違いのようにやり取りが噛み合わずに
親子関係だけでなくその他のことでも問題が
複雑化してしまいます。
子供達が何を考えて・感じて、何を一番大事に
しているのかをこれからお伝えをしていきます。
今日から、あなたも子供に対してより一層愛情が
湧いてきますよ。
子供が言うことを聞かない真相
子育てのセミナーや書籍では、親のいうことを
聞かない子供(反抗期、単に言うことを
聞きたくない、成長に必要なため)がいると
話しをする方がいらっしゃいます。
実はそれは誤った認識であることを
最初にお伝えしておきます。
子供が親の言うことを聞かない理由は、
子供からするとなぜそれをやってはいけないのかが
分からないことが一番多い理由です。
例えば街中でよく見る光景ですが、
親が走り回っている子供を注意しても少しすると
また走り回ったり、子供が大声で泣いたり
しているが、泣き止ませる方法がわからずに
途方にくれているシーンをよく見かけます。

親からすれば、子供が言うことを聞かない
原因も不明だし、大声で泣いている理由が
わからなければつい感情的になってしまうことも
あることでしょう。
親が感情的になると、子供はさらに困惑をします。
『パパ、ママは何でこんなに怒っているの?
僕(私)何か悪いことをしたのかな』と
言語化できる能力がないために意識・無意識に
考え感じています。
親が感情的な態度や声を荒げている時は、
ご自身の感情がコントロールできなくなっている
状態であり、今この瞬間に起こっている出来事とは
違うことでもイライラしている状態です。
怒ると叱ることの違い
そして、多くの人が勘違いしていることとして、
怒ることと叱ることは全く違うということです。

怒る:自分の感情を爆発させている状態です。
怒る時は、(過去に○○のことで言うことを
聞かなかった記憶が呼び起されていて)自分が
不満に感じたことをそのまま相手にぶつけている。

叱る:相手の非を指摘して、よりよい方向へ
導くために行います。相手の良い悪いを理性的に
分析して、相手を成長させるにはどうするかを
考えてあえて厳しく指導します。
上記を見ていただければわかると思いますが、
子供からすると過去に〇〇のことで言うことを
聞かなかったことなんて覚えてもいないですし、
親が不満に思っていても自分では解決の仕方も
わからないので??の状態です。
親であるあなた自身が、子供と毎日どのような
コミュニケーションをとっているのかを
振り返ってみてください。
叱るという立場でいるなら、子供はあなたの話を
少しは理解できていますが、怒っている立場なら、
子供はあなたの怒っている理由もわからずに、
解決できないことを言語化できずに苦しんで
いるかもしれません。
子供はあなたに対して常に全力
子供は親からの愛情を獲得するためなら
自分の命も掛けます。
子供が親であるあなたのことをどう思っているかを
お伝えします。
実は、全ての子供達に共通している事項として、
子供は親であるあなたのことがとても大好きです。
親が自分のことを好きでいてくれるなら、
極端な例になりますが自分の体を傷つけたり、
命を差し出したりすることさえ厭わないです。

このような文章を例え話とはいえ書くこと
自体憚られますが、TVや雑誌などで子供が
親から虐待されていたとしても、子供は
『パパ、ママ、僕(私)を嫌いにならないで』と
親に縋りつく行動まで取ります。
子供からすると、親からの愛情を獲得することが
全てで自分にできることをなんでもやります。
子供が親からの愛情を求めるのは、生物としての
生存本能に近い反応だと推測することができます。
親から見放されたら、体も小さい、力も弱い自分は
きっと生き残れないと無意識的に感じて、
脳より親からの愛情を獲得のために行動するように
指令を受けているため本能と直結しているのです。

そんな親からの愛情を受けることが全てなので、
親が喜ぶことは率先して行動します。
冒頭で走り回る行動をとるのも、『パパ、ママ、
僕(私)こんなに早く走れるんだよ!
凄いでしょもっと見て』と思っています。

これ買って欲しいと駄々を捏ねるのは、
親であるあなたが子供と接する機会が
少ない可能性があります。
駄々を捏ねることで、僕(私)をもっと見て
というサインかも知れませんし、
親であるあなたとの繋がりを感じたい、
物を買って貰うことで親のあなたに見立てて
寂しさを紛らわせたいのかも知れません。
親の愛情を獲得する過激行動
駄々を捏ねると似ていますが、親を困らせることで
親との繋がりや愛情を実感することもあります。
暴走族や不良がその最たるもので、自分に対して
愛情が向いていないことに絶望しています。
普段交流がないからこそ、人に迷惑をかける、
悪いことをすることで警察や学校から
親が呼び出しを受けます。
親は呼び出されたから仕方なく迎えに行きますが、
子供自身は自分のために時間を作ってくれた
ことに対してそれを愛情だと錯覚しています。
このように親と子供のつながりが希薄になると、
相手に迷惑をかけてもかまわない、
犯罪をしてでも親に見て貰いたいという
欲求が強くなります。
犯罪を起こしてしまうと社会復帰するのも
大変なので、そうなる前に親としてあなたの愛情を
子供のころから適切にあげて欲しいです。
3選!想定外の行動をしたら
子供が親であるあなたの想定を超えた時に、
躾として子供を叱ることになりますが、
その時にどのような叱り方をするかによって
子供の反応が全く変わってきます。
例えば、先ほどお伝えした通り感情を剥き出しに
怒ることは、なぜあなたが怒っているのか子供は
理解することができません。
親であるあなたも大きな負担になりますので
百害あって一利なしの状態です。
子供を叱っている時、多くの方が子供を見下ろして
叱っていますがこれを今すぐ止めた方が良いです。
大きな理由が三つありますので、
一つずつ詳しく話をしていきます。
1コミュニケーションの基本

大人同士の会話であっても、相手と目線を
同じにするのがコミュニケーションの
基本です。
画像の母親と子供のように、あなたは
相手であるご自身の子供と
目を見て話すことが出来ているでしょうか?
それを子供だからと言って、目線を合わせないのは
全く違います。
子供であっても、感情がありますし物事を
思考する能力があるので、一人の対等な人間として
接してあげてください。
2親の言うことを聞いていない状態
子供を見下ろした状態で叱った場合、
子供の潜在意識に親に叱られていることが
無意識に刷り込まれてしまいます。
例:親であるあなた自身が、自分よりも身長が
はるかに大きい人からあれこれ言われる、
叱られていたらどう思いますかと言うことです。

私でしたら、自分よりもはるかに大きい人が
話したり、叱ったりしてきたら恐怖で
何を言われても頭に入って来ません。
親の言っていることがどれほど正しくて、
子供のために叱っていても恐怖を感じた瞬間に
子供は無意識的に耳を塞いでしまいます。
3トラウマが形成される仕組み
子供を執拗に叱りつけることで、
脳の海馬に叱られた時の記憶と恐怖が潜在意識に
トラウマとして体験が刷り込まれます。
その象徴的な例として、〇〇恐怖症というものが
挙げられます。
高所・閉所・暗所・対人、乗り物などといった
ものが有名ですが、〇〇恐怖症だけでも
200種類あります。
この恐怖症は、主に幼児期に体験したことが
きっかけで脳に記憶され、その状況になった時に
自分の心と体を守るために起こる防衛反応と
呼ばれる現象です。
防衛反応とは
恐怖症の発生原因例を4つ挙げておきます。
1親から躾と称して、言うことを聞くまで暗くて
狭い押入れの中に入れられた(暗所・閉所)
2幼児期に高い場所へ無理矢理連れられた(高所)
3人間関係の悪い経験、自尊心、自己評価などの
心理的、幼少期の親子関係(対人)
4親子が自転車に乗っていて、急な坂を
猛スピードで走りながら、子供が怖いと言って
泣いている(乗り物)
このように、子供に対しての躾や、意図しない
行動によって日常生活で多大な影響が出る恐怖症を
発症していまいます。
脳の奥深くに記憶されるため、改善するには
多くの時間と労力が必要になります。
躾をする場合、子供に対してどれだけ負担を
掛けずに導けるのかは親であるあなた次第です。
叱った後に同じ行動をする理由
冒頭にお伝えをした、外で走り回ったり、
あれ買ってと駄々を捏ねたり子供に叱った後は、
あなたはどのような対応を取っていますか?
走り回る、駄々を捏ねた後、あなたが叱ることで
子供達は一旦落ち着きますが、また走り回ったり、
駄々を捏ねたりするのは3つの原因があります。
あなたの注意を子供はしっかり聞いたのに、
1あなた自身が子供のことをしっかり見ていない
2その行動をしてはいけないのか理由が不明
3見返りがないこと
が主にあります。
一つずつ細かく説明をしていきます。
1子供をしっかり見ていない
上記でお伝えした通り、親であるあなたに
褒めて貰いたい、僕(私)のことを
見て貰いたいために行動を起こしています。
あなたが子供に対して、凄いねとか、
愛情を持って接してあげれば良いだけです。
親が大好きな子供にとってあなたが
嫌がる行動や悲しむことは、
嫌われるかも知れないという意識が働いて
絶対に避けなくてはいけないと考えてます。
2なんでその行動をしてはいけないのか不明
上記でもお伝えした通り、怒っている時、
叱っている時に関わらず、子供に対して
なぜその行動がいけないのか理由を話していない
親が多すぎるということです。

これも上記で説明しましたが、あなたが怒る、
叱ることで理由がわからない子供は
さらに困惑するため、親からの愛情を得たい、
見て貰うために行動をするのです。
なぜ、その行動をしてはいけないのか
しっかりと説明をすればいいのです。
例:手すりにしがみつくと落ちて危ない。
怪我をするとパパ、ママは悲しくなるよ。
最初は理解ができないでしょうが、根気強く
教えることができれば、あなたのことが大好きな
子供はどんなことをしてでも必死に行動をします。
3叱った後に褒めていますか
一番重要なのですが、親であるあなたが
子供の行動について叱った後に、あなたの
言う通りに出来たらしっかりと褒めていますか
ということです。
何度もお伝えしている通り、あなたからの愛情や、
見て貰いたいという欲求が強いのであなたの
言う通りにすることで、子供は愛情をくれるかも・
見てくれるかも・褒めてくれるかもと
期待をします。
子供が望む通りに、褒める、愛情を持って接する、
見てあげることで、子供は飛び上がるくらいに
喜んで笑顔になります。
さらに、パパ、ママはこうすれば褒めてくれる、
愛情をくれる、見てくれると学習するため、
なぜいけないのかがわかれば褒める、愛情得る、
見て貰うために同じ行動は繰り返さなくなります。
子供の潜在意識構築の仕組み
言葉にせず子供に愛情あげ、叱ることが可能
(1秒で出来るので忙しい時こそ要活用です)
子供は親であるあなたの状況に関係なく想定外の
行動をしますし、褒められたい、愛情が欲しい、
見て貰いたいという欲求を素直にぶつけてきます。
子供は、褒められたい、愛情が欲しい、
見て貰いたいと望んだ時に自分が思った通りの
ことを親がしてくれれば、その記憶を海馬に
収納して自分の思考や感情を形成します。
思考や感情を形成する潜在意識
上記のリンク通り、親が自分の望む対応
(愛情をくれる、褒める、見てくれる)などを
してくれれば、〇になることで記憶されます。
逆に親が自分の望まない対応(怒る、叱る、
無視、対応方法が間違い)などになると
×を記憶します。
このように親がとった些細な言動によって子供の
潜在意識が構築されて、その子供の人生が終わる
その瞬間まで、この〇×の反応を使い続けます。
それゆえ、子供の潜在意識は親や周りの大人、
環境によって変化するため責任が重大です。
子供に効果的に愛情を注ぐ方法
重要な潜在意識構築する際に活用のオススメが、
親であるあなたの顔の表情と、身振り手振りを
含む動作です。
子供にも分かる表情
顔の表情に関しては、喜怒哀楽をしっかりと
明確に表現してください。
注:ここで重要なのが、あなたが心に思った
ことを顔の表情と一致させることです。
例:心の底から喜び・楽しそうな笑顔、
本気で怒ると感情が爆発するので感情を抑えつつ
怒った顔、悲しいと思ったら涙を流すくらいの
悲しい顔をしてください。

例:泥だらけになって洗濯するのが大変と
言いながら悲しい顔をするなど。
可能ならちょっと待っててと、一声かけながら
今の感情を顔に出せると一番良いです。
子供は、大好きなあなたの顔を見て
今の状態を判断することが出来ます。
もちろん忙しくなくなったら、さっきはゴメンね
と言いながら言葉をかけてあげてください。
子供が好きな身振り手振り4選
身振り手振りは、褒められたい、愛情が欲しい、
見て貰いたい時に下記の動作を行ってください。
忙しい時でもこの動作をしながら、ちょっと
待っててと声をかけてあげてください。

1ハグをする
2オンブ、抱っこをする
3頭を優しく撫でる
4ハイタッチをする
上記の中で一つ選んで子供に
やってあげてください。
ちなみにこの4つの身振り手振りの中で、
子供が好きな動作の順番を確認するのも重要です。
あなたの言う通りに行動した時に、子供が一番
喜ぶことをすれば、褒められた、愛情をくれた、
見てくれていると実感してそれが潜在意識に
記憶されます。
そして、あなたの用事が終わったら、
待っててくれてありがとう、よくできたねなどと
褒めながら、子供が一番して欲しいスキンシップを
してあげましょう。
親であるあなたの言うことを聞く、忙しい時は
我慢するということを子供に覚えさせたうえで、
あなたのことを褒めるし、愛しているし、
見ているよと言葉や態度で示しましょう。

何度もお伝えをしている通り、子供は本能に従い
親から好かれることを最大の目標にしています。
親が喜ぶことを率先してやるようになるため、
画像の様に例え今まで全く言うことを
聞かなかったとしても、脳から指令がある本能に
抗うことは不可能です。
この本能にアプローチする方法を、心理学では
パブロフの条件反射と呼ばれています。
まとめ
子供は親が大好きという大前提を認識することで、
自分のことを愛して・褒めて・見て欲しいために
全力で行動をしています。
子供の行動は、全て親であるあなたに向けた
自己アピールなので子供がやることに煩わしいと
感じるよりもシンプルに考えることで感情的に
なることも減らすことが出来ます。
あなたにとって想定外の行動を取ったとしても、
理由を伝えたうえで子供と接することを
意識すれば、あなたの言うことを理解して
言うことを聞くようになりますよ。
全て表示
これ買って欲しいと駄々をこねる、
危険な行動をする子供達の相手をしていると、
親からすると子供の考えていることがわからないし
日々ストレスが溜まっていることでしょう。

しかし、子供達の思考や感情は大変シンプルです。
親が複雑に考えすぎると、子供との間でボタンの
掛け違いのようにやり取りが噛み合わずに
親子関係だけでなくその他のことでも問題が
複雑化してしまいます。
子供達が何を考えて・感じて、何を一番大事に
しているのかをこれからお伝えをしていきます。
今日から、あなたも子供に対してより一層愛情が
湧いてきますよ。
子供が言うことを聞かない真相
子育てのセミナーや書籍では、親のいうことを
聞かない子供(反抗期、単に言うことを
聞きたくない、成長に必要なため)がいると
話しをする方がいらっしゃいます。
実はそれは誤った認識であることを
最初にお伝えしておきます。
子供が親の言うことを聞かない理由は、
子供からするとなぜそれをやってはいけないのかが
分からないことが一番多い理由です。
例えば街中でよく見る光景ですが、
親が走り回っている子供を注意しても少しすると
また走り回ったり、子供が大声で泣いたり
しているが、泣き止ませる方法がわからずに
途方にくれているシーンをよく見かけます。

親からすれば、子供が言うことを聞かない
原因も不明だし、大声で泣いている理由が
わからなければつい感情的になってしまうことも
あることでしょう。
親が感情的になると、子供はさらに困惑をします。
『パパ、ママは何でこんなに怒っているの?
僕(私)何か悪いことをしたのかな』と
言語化できる能力がないために意識・無意識に
考え感じています。
親が感情的な態度や声を荒げている時は、
ご自身の感情がコントロールできなくなっている
状態であり、今この瞬間に起こっている出来事とは
違うことでもイライラしている状態です。
怒ると叱ることの違い
そして、多くの人が勘違いしていることとして、
怒ることと叱ることは全く違うということです。

怒る:自分の感情を爆発させている状態です。
怒る時は、(過去に○○のことで言うことを
聞かなかった記憶が呼び起されていて)自分が
不満に感じたことをそのまま相手にぶつけている。

叱る:相手の非を指摘して、よりよい方向へ
導くために行います。相手の良い悪いを理性的に
分析して、相手を成長させるにはどうするかを
考えてあえて厳しく指導します。
上記を見ていただければわかると思いますが、
子供からすると過去に〇〇のことで言うことを
聞かなかったことなんて覚えてもいないですし、
親が不満に思っていても自分では解決の仕方も
わからないので??の状態です。
親であるあなた自身が、子供と毎日どのような
コミュニケーションをとっているのかを
振り返ってみてください。
叱るという立場でいるなら、子供はあなたの話を
少しは理解できていますが、怒っている立場なら、
子供はあなたの怒っている理由もわからずに、
解決できないことを言語化できずに苦しんで
いるかもしれません。
子供はあなたに対して常に全力
子供は親からの愛情を獲得するためなら
自分の命も掛けます。
子供が親であるあなたのことをどう思っているかを
お伝えします。
実は、全ての子供達に共通している事項として、
子供は親であるあなたのことがとても大好きです。
親が自分のことを好きでいてくれるなら、
極端な例になりますが自分の体を傷つけたり、
命を差し出したりすることさえ厭わないです。

このような文章を例え話とはいえ書くこと
自体憚られますが、TVや雑誌などで子供が
親から虐待されていたとしても、子供は
『パパ、ママ、僕(私)を嫌いにならないで』と
親に縋りつく行動まで取ります。
子供からすると、親からの愛情を獲得することが
全てで自分にできることをなんでもやります。
子供が親からの愛情を求めるのは、生物としての
生存本能に近い反応だと推測することができます。
親から見放されたら、体も小さい、力も弱い自分は
きっと生き残れないと無意識的に感じて、
脳より親からの愛情を獲得のために行動するように
指令を受けているため本能と直結しているのです。

そんな親からの愛情を受けることが全てなので、
親が喜ぶことは率先して行動します。
冒頭で走り回る行動をとるのも、『パパ、ママ、
僕(私)こんなに早く走れるんだよ!
凄いでしょもっと見て』と思っています。

これ買って欲しいと駄々を捏ねるのは、
親であるあなたが子供と接する機会が
少ない可能性があります。
駄々を捏ねることで、僕(私)をもっと見て
というサインかも知れませんし、
親であるあなたとの繋がりを感じたい、
物を買って貰うことで親のあなたに見立てて
寂しさを紛らわせたいのかも知れません。
親の愛情を獲得する過激行動
駄々を捏ねると似ていますが、親を困らせることで
親との繋がりや愛情を実感することもあります。
暴走族や不良がその最たるもので、自分に対して
愛情が向いていないことに絶望しています。
普段交流がないからこそ、人に迷惑をかける、
悪いことをすることで警察や学校から
親が呼び出しを受けます。
親は呼び出されたから仕方なく迎えに行きますが、
子供自身は自分のために時間を作ってくれた
ことに対してそれを愛情だと錯覚しています。
このように親と子供のつながりが希薄になると、
相手に迷惑をかけてもかまわない、
犯罪をしてでも親に見て貰いたいという
欲求が強くなります。
犯罪を起こしてしまうと社会復帰するのも
大変なので、そうなる前に親としてあなたの愛情を
子供のころから適切にあげて欲しいです。
3選!想定外の行動をしたら
子供が親であるあなたの想定を超えた時に、
躾として子供を叱ることになりますが、
その時にどのような叱り方をするかによって
子供の反応が全く変わってきます。
例えば、先ほどお伝えした通り感情を剥き出しに
怒ることは、なぜあなたが怒っているのか子供は
理解することができません。
親であるあなたも大きな負担になりますので
百害あって一利なしの状態です。
子供を叱っている時、多くの方が子供を見下ろして
叱っていますがこれを今すぐ止めた方が良いです。
大きな理由が三つありますので、
一つずつ詳しく話をしていきます。
1コミュニケーションの基本

大人同士の会話であっても、相手と目線を
同じにするのがコミュニケーションの
基本です。
画像の母親と子供のように、あなたは
相手であるご自身の子供と
目を見て話すことが出来ているでしょうか?
それを子供だからと言って、目線を合わせないのは
全く違います。
子供であっても、感情がありますし物事を
思考する能力があるので、一人の対等な人間として
接してあげてください。
2親の言うことを聞いていない状態
子供を見下ろした状態で叱った場合、
子供の潜在意識に親に叱られていることが
無意識に刷り込まれてしまいます。
例:親であるあなた自身が、自分よりも身長が
はるかに大きい人からあれこれ言われる、
叱られていたらどう思いますかと言うことです。

私でしたら、自分よりもはるかに大きい人が
話したり、叱ったりしてきたら恐怖で
何を言われても頭に入って来ません。
親の言っていることがどれほど正しくて、
子供のために叱っていても恐怖を感じた瞬間に
子供は無意識的に耳を塞いでしまいます。
3トラウマが形成される仕組み
子供を執拗に叱りつけることで、
脳の海馬に叱られた時の記憶と恐怖が潜在意識に
トラウマとして体験が刷り込まれます。
その象徴的な例として、〇〇恐怖症というものが
挙げられます。
高所・閉所・暗所・対人、乗り物などといった
ものが有名ですが、〇〇恐怖症だけでも
200種類あります。
この恐怖症は、主に幼児期に体験したことが
きっかけで脳に記憶され、その状況になった時に
自分の心と体を守るために起こる防衛反応と
呼ばれる現象です。
防衛反応とは
恐怖症の発生原因例を4つ挙げておきます。
1親から躾と称して、言うことを聞くまで暗くて
狭い押入れの中に入れられた(暗所・閉所)
2幼児期に高い場所へ無理矢理連れられた(高所)
3人間関係の悪い経験、自尊心、自己評価などの
心理的、幼少期の親子関係(対人)
4親子が自転車に乗っていて、急な坂を
猛スピードで走りながら、子供が怖いと言って
泣いている(乗り物)
このように、子供に対しての躾や、意図しない
行動によって日常生活で多大な影響が出る恐怖症を
発症していまいます。
脳の奥深くに記憶されるため、改善するには
多くの時間と労力が必要になります。
躾をする場合、子供に対してどれだけ負担を
掛けずに導けるのかは親であるあなた次第です。
叱った後に同じ行動をする理由
冒頭にお伝えをした、外で走り回ったり、
あれ買ってと駄々を捏ねたり子供に叱った後は、
あなたはどのような対応を取っていますか?
走り回る、駄々を捏ねた後、あなたが叱ることで
子供達は一旦落ち着きますが、また走り回ったり、
駄々を捏ねたりするのは3つの原因があります。
あなたの注意を子供はしっかり聞いたのに、
1あなた自身が子供のことをしっかり見ていない
2その行動をしてはいけないのか理由が不明
3見返りがないこと
が主にあります。
一つずつ細かく説明をしていきます。
1子供をしっかり見ていない
上記でお伝えした通り、親であるあなたに
褒めて貰いたい、僕(私)のことを
見て貰いたいために行動を起こしています。
あなたが子供に対して、凄いねとか、
愛情を持って接してあげれば良いだけです。
親が大好きな子供にとってあなたが
嫌がる行動や悲しむことは、
嫌われるかも知れないという意識が働いて
絶対に避けなくてはいけないと考えてます。
2なんでその行動をしてはいけないのか不明
上記でもお伝えした通り、怒っている時、
叱っている時に関わらず、子供に対して
なぜその行動がいけないのか理由を話していない
親が多すぎるということです。

これも上記で説明しましたが、あなたが怒る、
叱ることで理由がわからない子供は
さらに困惑するため、親からの愛情を得たい、
見て貰うために行動をするのです。
なぜ、その行動をしてはいけないのか
しっかりと説明をすればいいのです。
例:手すりにしがみつくと落ちて危ない。
怪我をするとパパ、ママは悲しくなるよ。
最初は理解ができないでしょうが、根気強く
教えることができれば、あなたのことが大好きな
子供はどんなことをしてでも必死に行動をします。
3叱った後に褒めていますか
一番重要なのですが、親であるあなたが
子供の行動について叱った後に、あなたの
言う通りに出来たらしっかりと褒めていますか
ということです。
何度もお伝えしている通り、あなたからの愛情や、
見て貰いたいという欲求が強いのであなたの
言う通りにすることで、子供は愛情をくれるかも・
見てくれるかも・褒めてくれるかもと
期待をします。
子供が望む通りに、褒める、愛情を持って接する、
見てあげることで、子供は飛び上がるくらいに
喜んで笑顔になります。
さらに、パパ、ママはこうすれば褒めてくれる、
愛情をくれる、見てくれると学習するため、
なぜいけないのかがわかれば褒める、愛情得る、
見て貰うために同じ行動は繰り返さなくなります。
子供の潜在意識構築の仕組み
言葉にせず子供に愛情あげ、叱ることが可能
(1秒で出来るので忙しい時こそ要活用です)
子供は親であるあなたの状況に関係なく想定外の
行動をしますし、褒められたい、愛情が欲しい、
見て貰いたいという欲求を素直にぶつけてきます。
子供は、褒められたい、愛情が欲しい、
見て貰いたいと望んだ時に自分が思った通りの
ことを親がしてくれれば、その記憶を海馬に
収納して自分の思考や感情を形成します。
思考や感情を形成する潜在意識
上記のリンク通り、親が自分の望む対応
(愛情をくれる、褒める、見てくれる)などを
してくれれば、〇になることで記憶されます。
逆に親が自分の望まない対応(怒る、叱る、
無視、対応方法が間違い)などになると
×を記憶します。
このように親がとった些細な言動によって子供の
潜在意識が構築されて、その子供の人生が終わる
その瞬間まで、この〇×の反応を使い続けます。
それゆえ、子供の潜在意識は親や周りの大人、
環境によって変化するため責任が重大です。
子供に効果的に愛情を注ぐ方法
重要な潜在意識構築する際に活用のオススメが、
親であるあなたの顔の表情と、身振り手振りを
含む動作です。
子供にも分かる表情
顔の表情に関しては、喜怒哀楽をしっかりと
明確に表現してください。
注:ここで重要なのが、あなたが心に思った
ことを顔の表情と一致させることです。
例:心の底から喜び・楽しそうな笑顔、
本気で怒ると感情が爆発するので感情を抑えつつ
怒った顔、悲しいと思ったら涙を流すくらいの
悲しい顔をしてください。

例:泥だらけになって洗濯するのが大変と
言いながら悲しい顔をするなど。
可能ならちょっと待っててと、一声かけながら
今の感情を顔に出せると一番良いです。
子供は、大好きなあなたの顔を見て
今の状態を判断することが出来ます。
もちろん忙しくなくなったら、さっきはゴメンね
と言いながら言葉をかけてあげてください。
子供が好きな身振り手振り4選
身振り手振りは、褒められたい、愛情が欲しい、
見て貰いたい時に下記の動作を行ってください。
忙しい時でもこの動作をしながら、ちょっと
待っててと声をかけてあげてください。

1ハグをする
2オンブ、抱っこをする
3頭を優しく撫でる
4ハイタッチをする
上記の中で一つ選んで子供に
やってあげてください。
ちなみにこの4つの身振り手振りの中で、
子供が好きな動作の順番を確認するのも重要です。
あなたの言う通りに行動した時に、子供が一番
喜ぶことをすれば、褒められた、愛情をくれた、
見てくれていると実感してそれが潜在意識に
記憶されます。
そして、あなたの用事が終わったら、
待っててくれてありがとう、よくできたねなどと
褒めながら、子供が一番して欲しいスキンシップを
してあげましょう。
親であるあなたの言うことを聞く、忙しい時は
我慢するということを子供に覚えさせたうえで、
あなたのことを褒めるし、愛しているし、
見ているよと言葉や態度で示しましょう。

何度もお伝えをしている通り、子供は本能に従い
親から好かれることを最大の目標にしています。
親が喜ぶことを率先してやるようになるため、
画像の様に例え今まで全く言うことを
聞かなかったとしても、脳から指令がある本能に
抗うことは不可能です。
この本能にアプローチする方法を、心理学では
パブロフの条件反射と呼ばれています。
まとめ
子供は親が大好きという大前提を認識することで、
自分のことを愛して・褒めて・見て欲しいために
全力で行動をしています。
子供の行動は、全て親であるあなたに向けた
自己アピールなので子供がやることに煩わしいと
感じるよりもシンプルに考えることで感情的に
なることも減らすことが出来ます。
あなたにとって想定外の行動を取ったとしても、
理由を伝えたうえで子供と接することを
意識すれば、あなたの言うことを理解して
言うことを聞くようになりますよ。