永遠のテーマと言っても過言でありません。
あなたも下記のような人間関係での悩みは
思い当たるのではないでしょうか?

毎日のように顔を合わせる家族との会話がない、
何を考えているのかわからない。
ご近所さんとの関係が上手くいかないがゆえに、
自分のことをどう思っているのかが気になる。
仲が良かった友人と、ある時を境に関係に溝が
できてしまい、以前のように仲良くなりたいと
思いながら良い方法が見つからず疎遠に
なってしまっているなど
多くの人が人間関係において、様々な悩みを
抱えながら毎日生活をされています。
今回は、全ての人が抱える人間関係の問題について
新たな提案と新常識についてお伝えしていきます。
TVや専門家の話を信用しない
人間関係で様々な悩みを抱えながら、
どうしようもない状況を改善するために、
書籍の購入、TVに出ている専門家の話を聞く、
セミナーに参加をします。
専門家や講師からは、相手の心を理解しましょう、
客観的な視野で相手を含めて全体を
見ていきましょう、相手に対して思いやりの
心を持つように、優しい言葉と態度で接して
いきましょうなどと言われたことはありませんか?
今まで人間関係の構築や改善が切実な問題で
長年悩んできたけど、これで良好な人間関係が
できると思って明るい未来を想像しながら
希望に満ち溢れていたことでしょう。
しかし上記のことを実践して感じたと思いますが、
私からしてみるとどのアドバイスも抽象的過ぎて
具体性に欠けるため上手くいかない事の方が
きっと多かったと思います。

あなたからすれば、良好な人間関係ができると
思い明るい未来を想像しながら希望に
満ち溢れる状況をイメージしていただけに、
天国から地獄、希望から絶望に変わってしまった
瞬間ではないでしょうか。
相手を見ても何もわからない
そもそも、相手の心を理解する、相手を客観的に
見たところで相手の何がわかるのでしょうか?
相手の心を理解するために、対象になる人の
好き嫌いを調査する、相手の性格・どんな思考や
感情を持っているのか分かったところで
相手の全てを理解したと言えません。
上記のように相手のことを理解したと思ったのに、
接してみたら全然印象が違ったということは
よくあることです。
アドバイスによる失敗例
またあなたが、相手に対して思いやりの心や、
優しい言葉と態度で接していたとしましょう。
気持ちが落ち込んでいたり、悩みがあったり
する人に対しては、思いやりの心・
優しい言葉や態度は、枯れていた花が息を
吹き返したように心と体に潤いをもたらして
満たしてくれることもあります。

しかし、人のことをあまり信用していない人や、
相手があなたのことをよく知らなかった場合、
思いやりの心、優しい言葉や態度が
悪いイメージとして定着します。
『なんで私にこんなに優しくするのか意味不明、
何か相手にとってメリットがあるのかも、
怪しすぎて信用なんてできない』
あなたにそんな意思がなかったとしても、
相手に悪い方向に勘繰られてしまい
逆に人間関係が悪化することさえ考えられます。
また相手のために良かれと思ってやった、
思いやりや優しい態度や言葉を受けた相手が、
誤解をしてあなたの周りの人達に、悪い噂や
陰口をされることも考えられます。
このような状況になると、自分が良かれと思って
やってきたことが正しいのか間違っているのか
さえわからなくなってしまい疑心暗鬼に
なってしまいます。
アドバイスがあなたを苦しめる
そしてあなたは、『あれだけ実績のある講師や、
TVにも出るくらい有名な先生が言っていたのに
人間関係をうまく構築できない自分はなんて
ダメなんだ、この先どうすればいいのだろう』
と思っているのではないでしょうか。

このような状況に陥ってしまうと、人間関係を
上手く構築できない自分を否定しながら、
上手くできている相手を羨ましく思って
比較をしてしまいます。
×→〇(落ち込みやすい)の防衛反応
上記でお伝えした通り、アドバイスの内容が全く
具体的ではないので自分を卑下しないでください。
あなたが上手く実践できない、思った通りに
結果が出なかったとしても当然ですし、
あなたが気に病む必要は全くありません。
権威効果の大いなる弊害
それにも関わらず、なぜ具体的ではない
アドバイスを実践できない自分を責めて
しまうのかと言えば、人間は地位や肩書がある人、
大勢の人が言っていることの方が正しいと錯覚する
【権威効果】という現象があります。
権威効果の説明を簡単にすると、社会的地位や
権力、肩書きにより、ごく一般的で普通ものでも
大変良い印象を受けてしまう心理的効果です。
例:書籍の帯や、セミナーでの肩書に
「○○大学名誉教授」と記載されると、
信頼性が一気に高まります。
人は自分より経験豊富な人や実績がある人の意見を
受け入れやすくなる傾向があります。
しかしどれほど地位や肩書があったとて、
多くの人が同じ意見を述べていたとて、
人間なので必ず正しいことを言っているとは
限らず間違うことは誰でもあります。
意見を聞く・聞かない人の違い

そして自分の主張が正しいと思っている人ほど、
頑固であったり他人の意見を聞き入れたり
しないです。
反対に素直に人の意見を聞く人ほど、
相手に寄り添いながら気遣いができるため
主張が弱いと感じられてしまい誤解をされやすい
側面を持っています。
相手に寄り添い、気遣いができる人ほど、
相手の強い意見と圧力によって、自分は
間違っていると勘違いをされることで
抱え込んでしまい、できない自分を責めて
しまいがちです。
そんな時は、自分に対しての視野が狭くなり、
自分の心がいつも落ちつかずに
雁字搦めになっている状況です。
さらに毎日同じ人(家族、仕事の同僚、友人)
としか接する機会がない場合は悪循環に陥ります。
あなたの意見、思考、感情が、自分にとって
近しい人ほどに理解されないと、
これが永遠に続くかもと思ってしまいます。
同時に、相手は常に正しい自分は間違っている
という思い込みによって思考や感情が強化されて
あなたの心や体は逃げ場がなくなります。
人間関係問題は沼にハマる感覚と同じ
人間関係に限らず人間の思考で一番危険な
思考パターンになると沼にハマった時と
同じ状況に陥ります。
「悩みが深い」→「解決に至らない」→
「進む先(出口)が見えない」→
「解決するために力を尽きる」→
「エネルギー不足で何も考えられない・
感じない」

最後の何も考えられない・感じないになると、
無感覚という状態で自分の喜怒哀楽の感情さえも
なくなってしまいます。
この状態が長く続くと、人間関係のことだけ
ではなく少しでも上手くいかないことがあれば、
あれもこれもできない自分は何をやっても
上手くいかないという思考に陥ります。
そして、私がこれだけ辛くて苦しいから助けて
欲しいのに、誰も助けてくれない、
助けてくれない周りもダメだし自分を更に
否定するようになるとうつ状態に移行します。
×→×(うつ状態・情緒不安定)の防衛反応
1人では解決できないうつ状態
うつ状態になると、あなた自身だけの力で
抜け出すのは難しいです。

抜け出すためには、あなたにとって信頼の
おける人に今の状況を伝えながら、
定期的に話をすることが重要になります。
しかし、どれほど信頼をしている人であっても、
あなたの状況と辛さを100%理解できるとは
限りません。
自分(×)→相手(×)の状態は誰も
信用することが出来ていない状況のため、
些細なことでもあなたのことを理解できなければ、
今まで信頼していた相手であってもその瞬間に
あなたにとって敵になります。
そのためあなたのことを100%承認してくれる人を
見つける必要が出てきます。
相手主導の人間関係は危険
私が提唱するのは、人間関係構築において
相手の顔色を窺いながら接するのは、
今この瞬間から止めましょうということです。

心理学を学んだ人であれば一度は聞いたことがある
最も有名なキーワードがあります。
【他人と過去は変えられない】という
原理原則とも言われています。
意味を約すると、【相手が自ら変わる意志を
持たない限りは変わらないし、過去に起こった
出来事や経験を物理的に変更することは
できません。】という意味です。
過去という時間軸は誰が見ても変えることは
できませんが、相手を変えること自体も
同じくらい難しく変えられないということです。
この原則によれば、あなたがどれだけ相手に
寄り添い、相手を気遣ったところで、
相手に変わって欲しいと願ったところで
相手はなんとも思いません。
あなたが寄り添い、気遣いながら相手が
変わるように望むほど、そういうところが
雰囲気や立ち居振る舞いが相手に気づかれて
余計に意固地になって相手が変わるどころか、
人間関係が悪化するかも知れません。
そんな相手が変わるかどうかもわからないのに
時間と手間をかけてまでやる意味がありますか
ということをあなたに問いたいです。
成長すれば人間関係が激変
それよりも、あなた自身が成長することで
分け隔てなく人と接することが出来たら
どうでしょうか?
ということをイメージして貰いたいです。

例:あなたに3人の友人がいます。
友人Aさん、Bさん、Cさんにいて、
あなたはこの3人から嫌われたくありません。
Aさんは芸能関係のニュースが好きだから
事前準備が必要、Bさんは仲間の失敗や悪口が
大好きなので知り合いに連絡を取って情報収集、
Cさんは色々な事に興味があるので幅広い話題を
情報として仕入れる必要があったとします。
相手に嫌われたくないがために、友人それぞれ
興味関心が違うことに全て対応をしていたら
いくら時間があっても足りないですよね。
相手の顔色を窺いながら人間関係を構築すると、
気にしなくても良いことまで気になり始めます。
それよりも、あなた自身が成長をすることで、
Aさん、Bさん、Cさん3人とも一緒の対応で
分け隔てなく接することが出来たらどうでしょう?
3人を気遣うことなく接することが出来れば、
今までしていた余計なことや時間を自分の
好きなことや大事な用事を行えるようになります。
成長すると今までの人脈が破壊
自分を成長させると、円滑な人間関係が
構築できる反面デメリットも存在します。
あなたが成長したことで、今まで付き合ってきた
友人や近しい人が拒否反応を示すことがあります。

例:あなた自身いつも自分に対して自信が
なくて、自信がないあなただから付き合っていた
友人や、近しい人がいたとします。
昨日まで自分に対して自信がなかったあなたが、
今日になったらいきなり自信に満ち溢れている
あなたになったことを想像してみてください。
相手は驚きと共に、変わってしまったあなたを
受け入れることができなくなります。
自信に満ちあふれているあなたと、
自信がない友人や近しい人では、思考・感情・
価値観に至る全てにおいて全く真逆になるため
相容れない存在となり疎遠になっていきます。
あなたはそれを悲しいと感じてしまうか、
仕方がないと思うかどちらになるでしょうか?
ただ私から言わせて貰えれば、人生のステージが
違う人と一緒にいても、自分が辛くなりますし、
あなたの大切な一度きりの人生に
大きな影響を及ぼしますよ。
人生はゲーム(RPG)と同じ

この現象は、ゲームのロールプレイングと一緒です。
昨日まで仲間全員がレベル1で弱い敵と
戦っていたら、急に自分だけがレベルが50や100
になっていたとします。
レベル50や100のあなたが、レベル1の敵と
戦っても弱いし、レベル1の弱い味方の
サポートまでする必要が出てきます。
更に実社会においてもこの現象があります。
わかりやすい例にすると、初対面の経営者と
主婦が初対面の場合に話が合うかということです。
日々の習慣、考え方、環境、周りの人脈含めて
全ての事柄で違うことだらけな中で共通点を
探すことの方が難しいです。
自分と立場が違う人と一緒にいると、
自分を引き上げてくれるということもありますが、
それ以上に居心地が悪い、気まずいと感じて
すぐにこの場所から離れたいと思うのでは
ないでしょうか?
それよりもあなたが成長することで、
今まで知り合う機会のなかった人達や、
人間性の優れている人たちとの出会いが増えれば
あなたの人生はその瞬間から大きく
変わり始めますよ。
コンテンツは直接伝える理由
あなたが成長するためのコンテンツは、
直接相談した際にお伝えします。
理由は5つのコミュニケーションエラーが
発生するためです。

1情報の受信や解釈における主な問題点を
示しています。思い込みや先入観により、
実際の状況と異なる判断をしてしまう。
2誤った情報を鵜呑みにしたり、重要な点を
見落としたりすることで、ミスが発生する
可能性があります。
3受信者の知識や経験の不足が誤解を
招くこともあります。
4情報の信頼性を十分に確認せずに
受け入れてしまうことも問題となります。
5正確な情報の受信と理解を妨げ、
コミュニケーションの質を低下させる可能性。
わかりやすく例えると、映画の予告と本編に
共通する部分があります。
例:映画では、2時間上映する本編に興味を
持って貰うために予告編を作ります。
予告編を見れば、本編を見ずとも
どんな内容なのかがわかってしまう状態です。
映画の作成者からすると、本編で伝えたいことが
あるのに、見て貰えなければ何の意味もないのと
同じです。
私がお伝えする内容も、他ではやっていない
コンテンツなので自信もあります。
それでも、なんだそんなことですかとか、
その方法なら知っていますよという人が
一定数必ず出てきます。
本当に重要なことが伝わらずに、知ったかぶりを
されてしまうと、悩んでいる本人にとっても
不利益にしかなりません。
まとめ
人間関係の改善は永遠のテーマですが、
専門家・有名人・TVのアドバイスは
抽象的で具体性に欠けることが多いです。
アドバイス通りに従ったことで、
相手の心を理解しようとしたり、思いやりを
持って接したりすることが、逆効果になることも
大いにあります。
そのような権威効果を使った意見を鵜呑みにせず、
そもそもが間違っているアドバイスなので
あなた自身を決して責めないでください。
これからは、相手主導の人間関係の構築方法は
危険です。
他人を変えることは過去を変えるくらい
難しいため、自分自身の成長に焦点を
当てていきましょう。
自己成長により、人との接し方が変わり、
人間関係が改善する可能性があります。
ただし、成長によって既存の人間関係が
変化する可能性もあります。
あなたと思考・感情・価値観が合わなくなった
人とは居心地が悪くなるため、相手から自然と
距離を置かれて疎遠になることでしょう。
人生はRPGのようなもので、自分のレベルに
合った環境や人間関係を築くことが大切です。
成長することで新たな出会いが生まれ、
出会った人からもたらされる知識や情報によって
人生が大きく変わっていきます。
自分自身の成長に注力し、それに伴って
人間関係も自然と改善していくことが
最も望ましいアプローチです。