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2024年10月23日 : : 人間の感情は時間軸が存在
私たちが感じる感情は、決して一瞬で生まれて
消えていくものではありません。
喜び、悲しみ、怒り、恐れなど...
私たちが感じる感情は、決して一瞬で生まれて
消えていくものではありません。
喜び、悲しみ、怒り、恐れなど、これらの感情は
時間とともに変化し、その背後には「時間軸」が
存在しています。
時間軸は、過去から未来にわたって感情が
どのように発展するかを確認する重要な項目。
人間の感情がどのように時間に沿って変化し、
私たちに与える影響について見ていきましょう。
感情の発動条件と時間軸の関係
感情は、さまざまな出来事や状況によって
引き起こされます。
そして、それがどのように進展していくかは
時間と密接に結びついています。
例えば、友達と楽しい時間を過ごしたとき、
私たちは喜びを感じます。
この喜びは、その瞬間に感じるだけでなく、
数日間、あるいは数週間にわたって
心に残ることもあります。
感情は短期的に感じるのではなく、長い時間を
かけて私たちの中に広がっていくのです。
感情の発動条件は、私たちの日常生活の中で
様々な形で現れます。例えば、日々の小さな成功
や達成感が積み重なることで、自己肯定感が
徐々に育まれていきます。
このような感情の発展は、時間軸に沿った
継続的なプロセスであり、一度感じた喜びが
次の挑戦への原動力になることもあります。
一方で、悲しみも時間とともに変化します。
大切な人を失った悲しみは、初めは非常に強く、
その後徐々に和らいでいくことが多いです。
最初は涙が止まらないほどの悲しみが、時間の
経過とともに少しずつ心の中で整理され、
最終的には思い出として穏やかに
受け入れられるようになります。
つまり、感情は時間軸に沿って動き、
時間とともに変化していくのです。
感情の発展:時間軸のストーリー
感情は、まるで物語のように時間を通じて
発展していきます。
例えば、怒りの感情を考えてみましょう。
怒りは一瞬で爆発することもありますが、
多くの場合、その根底には「蓄積された不満」や
「長い間のストレス」が存在しています。
これは、怒りが長時間に渡って増やされ、
あるきっかけによって一気に表面化することを
示しています。
例として、学校での生活を考えてみましょう。
ある生徒が何度もからかわれることで、
最初は軽い苛立ちを感じます。
しかし、それが何度も繰り返されるうちに、
その苛立ちは徐々に大きくなり、最終的には
爆発的な怒りへと変わります。
このように、感情には発展の過程があり、
それは時間軸に沿って積み重なっていくのです。
感情の発展は、家庭や職場といったさまざまな
環境でも見られます。
例えば、職場でのストレスが蓄積されることで、
当初は些細なことに過ぎなかった不満が、
次第に大きな怒りや絶望感に変わることがある。
感情は往々にしてその事象だけでなく、過去の
経験や蓄積された感情の影響を受け発展する。
また、怒りや悲しみだけでなく、愛情や友情も
時間軸に沿って育まれる感情です。
親子の愛情や長年の友人との友情は、日々の
小さな出来事や思い出の積み重ねによって
深まっていくものです。
こうした感情の発展は、時間をかけて少しずつ
形作られるため、その深さや強さも一層増して
いくのです。
過去・現在・未来の感情の繋がり
感情は、過去・現在・未来という時間軸の中で
つながり合っています。
過去の経験が現在の感情に影響を与え、今この
瞬間の感情が未来の言動に左右します。
例えば、過去に誰かに裏切られた経験があると、
同様のシュチュエーションに対したときに
「また裏切られるのではないか」と
畏れを感じることがあります。
過去の出来事が、現在の感情に渡って未来の
言動にまで影響を及ぼすのです。
また、未来への希望や憂慮も現在の感情を
形成します。
例えば、楽しいイベントが控えていると、
私たちは期待感から日々の気分が高まります。
一方で、大きな試験や発表を控えていると、
不安や緊張感が増してしまうこともあります。
このように、未来の出来事への想いが、
現在の感情を強く揺さぶるのです。
過去の経験が未来の感情に影響を与えることは、
人生のさまざまな場面で見られます。
例えば、幼少期に家族との絆が強かった人は、
成人後も他者との信頼関係を構築しやすくなる。
一方で、過去に辛い経験をした人は、
似たような状況に直面した際に不安や
恐怖を感じやすくなることがあります。
感情の時間経過は、人間性や対人関係に
深く関わっているのです。
感情の整理と時間の役割
感情が時間軸に沿って変化することは、
私たちが感情を整理し、前進するのに重要です。
例えば、辛い経験をした直後は、その感情に
押しつぶされそうになることがあります。
しかし、時間の経過により感情を徐々に理解し、
受け入れることができるようになります。
これは、まるで傷が時間とともに癒えていく
ようなものです。
初めは痛みが強くても、時間が経つことで
その痛みは和らぎ、最終的には跡が残っても
日常生活に支障をきたさなくなります。
同様に、感情も時間をかけて整理され、私たちは
新しい一歩を踏み出すことができるのです。
感情の整理は、時間だけでなく自分自身の
努力も必要です。
例えば、悲しみを癒すために友人と話すことで
気持ちを共有し、理解を深めることができます。
また、日記を書くことで自分の感情を整理し、
過去の出来事を振り返ることが感情の癒しに
繋がることもあります。
時間とともに感情を整理するプロセスは、
自己成長の一環でもあります。
感情を理解し、受け入れることで、私たちは
より強く、前向きに生きる力を身につけることが
できるのです。
感情と成長:時間をかけた自己洞察
感情が時間軸に沿って変化することは、
私たちが成長するための重要な要素です。
感情を体感し、それを時間とともに受け止める
ことが、自己理解と自己成長に繋がります。
例えば、過去に失敗した経験があると、
そのときに感じた悔しさや悲しみは、
時間経過により教訓へと変わります。
それは、同じ失敗を繰り返さない糧となり、
次の挑戦において自分を成長させる力なのです。
さらに、時間をかけて感情を整理することで、
他者への理解も深まります。
自分の感情を理解し、受け入れることで、
他者の感情にも共感しやすくなります。
例えば、過去に失恋を経験した人は、同様の
状況にいる友人の気持ちをより深く理解し、
寄り添うことができるでしょう。
感情の時間軸は私たちの自己理解だけでなく、
他者との関係構築にも大きく影響を与えます。
まとめ
人間の感情は、過去・現在・未来という
時間軸に沿って変化し続けます。
感情は一瞬で生まれて消えていくものではなく、
時間の中で育まれ、変化し、私たちの行動や
考え方に影響を与えます。
過去の経験が現在の感情に影響を与え、
未来の出来事への期待や不安が現在の気分を
左右するように、感情と時間は切り離すことの
できない関係にあります。
感情の移り変わりを理解し、時間経過とともに
受け止めることは、より健やかな心の成長に
繋がります。
感情の時間軸を意識することで、自分自身の
感情に向き合い、理解を深めることが
できるでしょう。
時間の流れとともに変わる感情を大切にし、
自分の心の成長を楽しむことが、より良い人生を
築く鍵となるのです。
私たちは、感情の時間軸を把握することで、
過去の体験を学びにし、現在をありのままに
生き未来に希望を抱くことができます。
感情は私たちの人生の一部であり、その変化を
楽しみながら自己成長を続けることが、
より充実した人生を送るための道標なのです。
次回は、4大感情のうちの「怒り」の
感情について詳細な説明をいたします。
4大感情とは、怒り、悲しみ、喜び、恐れ
と呼ばれています。
この4つの感情を学ぶことで自分の感情を
適切にコントロールすることができます。
全て表示
消えていくものではありません。
喜び、悲しみ、怒り、恐れなど、これらの感情は
時間とともに変化し、その背後には「時間軸」が
存在しています。
時間軸は、過去から未来にわたって感情が
どのように発展するかを確認する重要な項目。
人間の感情がどのように時間に沿って変化し、
私たちに与える影響について見ていきましょう。
感情の発動条件と時間軸の関係
感情は、さまざまな出来事や状況によって
引き起こされます。
そして、それがどのように進展していくかは
時間と密接に結びついています。
例えば、友達と楽しい時間を過ごしたとき、
私たちは喜びを感じます。
この喜びは、その瞬間に感じるだけでなく、
数日間、あるいは数週間にわたって
心に残ることもあります。
感情は短期的に感じるのではなく、長い時間を
かけて私たちの中に広がっていくのです。
感情の発動条件は、私たちの日常生活の中で
様々な形で現れます。例えば、日々の小さな成功
や達成感が積み重なることで、自己肯定感が
徐々に育まれていきます。
このような感情の発展は、時間軸に沿った
継続的なプロセスであり、一度感じた喜びが
次の挑戦への原動力になることもあります。
一方で、悲しみも時間とともに変化します。
大切な人を失った悲しみは、初めは非常に強く、
その後徐々に和らいでいくことが多いです。
最初は涙が止まらないほどの悲しみが、時間の
経過とともに少しずつ心の中で整理され、
最終的には思い出として穏やかに
受け入れられるようになります。
つまり、感情は時間軸に沿って動き、
時間とともに変化していくのです。
感情の発展:時間軸のストーリー
感情は、まるで物語のように時間を通じて
発展していきます。
例えば、怒りの感情を考えてみましょう。
怒りは一瞬で爆発することもありますが、
多くの場合、その根底には「蓄積された不満」や
「長い間のストレス」が存在しています。
これは、怒りが長時間に渡って増やされ、
あるきっかけによって一気に表面化することを
示しています。
例として、学校での生活を考えてみましょう。
ある生徒が何度もからかわれることで、
最初は軽い苛立ちを感じます。
しかし、それが何度も繰り返されるうちに、
その苛立ちは徐々に大きくなり、最終的には
爆発的な怒りへと変わります。
このように、感情には発展の過程があり、
それは時間軸に沿って積み重なっていくのです。
感情の発展は、家庭や職場といったさまざまな
環境でも見られます。
例えば、職場でのストレスが蓄積されることで、
当初は些細なことに過ぎなかった不満が、
次第に大きな怒りや絶望感に変わることがある。
感情は往々にしてその事象だけでなく、過去の
経験や蓄積された感情の影響を受け発展する。
また、怒りや悲しみだけでなく、愛情や友情も
時間軸に沿って育まれる感情です。
親子の愛情や長年の友人との友情は、日々の
小さな出来事や思い出の積み重ねによって
深まっていくものです。
こうした感情の発展は、時間をかけて少しずつ
形作られるため、その深さや強さも一層増して
いくのです。
過去・現在・未来の感情の繋がり
感情は、過去・現在・未来という時間軸の中で
つながり合っています。
過去の経験が現在の感情に影響を与え、今この
瞬間の感情が未来の言動に左右します。
例えば、過去に誰かに裏切られた経験があると、
同様のシュチュエーションに対したときに
「また裏切られるのではないか」と
畏れを感じることがあります。
過去の出来事が、現在の感情に渡って未来の
言動にまで影響を及ぼすのです。
また、未来への希望や憂慮も現在の感情を
形成します。
例えば、楽しいイベントが控えていると、
私たちは期待感から日々の気分が高まります。
一方で、大きな試験や発表を控えていると、
不安や緊張感が増してしまうこともあります。
このように、未来の出来事への想いが、
現在の感情を強く揺さぶるのです。
過去の経験が未来の感情に影響を与えることは、
人生のさまざまな場面で見られます。
例えば、幼少期に家族との絆が強かった人は、
成人後も他者との信頼関係を構築しやすくなる。
一方で、過去に辛い経験をした人は、
似たような状況に直面した際に不安や
恐怖を感じやすくなることがあります。
感情の時間経過は、人間性や対人関係に
深く関わっているのです。
感情の整理と時間の役割
感情が時間軸に沿って変化することは、
私たちが感情を整理し、前進するのに重要です。
例えば、辛い経験をした直後は、その感情に
押しつぶされそうになることがあります。
しかし、時間の経過により感情を徐々に理解し、
受け入れることができるようになります。
これは、まるで傷が時間とともに癒えていく
ようなものです。
初めは痛みが強くても、時間が経つことで
その痛みは和らぎ、最終的には跡が残っても
日常生活に支障をきたさなくなります。
同様に、感情も時間をかけて整理され、私たちは
新しい一歩を踏み出すことができるのです。
感情の整理は、時間だけでなく自分自身の
努力も必要です。
例えば、悲しみを癒すために友人と話すことで
気持ちを共有し、理解を深めることができます。
また、日記を書くことで自分の感情を整理し、
過去の出来事を振り返ることが感情の癒しに
繋がることもあります。
時間とともに感情を整理するプロセスは、
自己成長の一環でもあります。
感情を理解し、受け入れることで、私たちは
より強く、前向きに生きる力を身につけることが
できるのです。
感情と成長:時間をかけた自己洞察
感情が時間軸に沿って変化することは、
私たちが成長するための重要な要素です。
感情を体感し、それを時間とともに受け止める
ことが、自己理解と自己成長に繋がります。
例えば、過去に失敗した経験があると、
そのときに感じた悔しさや悲しみは、
時間経過により教訓へと変わります。
それは、同じ失敗を繰り返さない糧となり、
次の挑戦において自分を成長させる力なのです。
さらに、時間をかけて感情を整理することで、
他者への理解も深まります。
自分の感情を理解し、受け入れることで、
他者の感情にも共感しやすくなります。
例えば、過去に失恋を経験した人は、同様の
状況にいる友人の気持ちをより深く理解し、
寄り添うことができるでしょう。
感情の時間軸は私たちの自己理解だけでなく、
他者との関係構築にも大きく影響を与えます。
まとめ
人間の感情は、過去・現在・未来という
時間軸に沿って変化し続けます。
感情は一瞬で生まれて消えていくものではなく、
時間の中で育まれ、変化し、私たちの行動や
考え方に影響を与えます。
過去の経験が現在の感情に影響を与え、
未来の出来事への期待や不安が現在の気分を
左右するように、感情と時間は切り離すことの
できない関係にあります。
感情の移り変わりを理解し、時間経過とともに
受け止めることは、より健やかな心の成長に
繋がります。
感情の時間軸を意識することで、自分自身の
感情に向き合い、理解を深めることが
できるでしょう。
時間の流れとともに変わる感情を大切にし、
自分の心の成長を楽しむことが、より良い人生を
築く鍵となるのです。
私たちは、感情の時間軸を把握することで、
過去の体験を学びにし、現在をありのままに
生き未来に希望を抱くことができます。
感情は私たちの人生の一部であり、その変化を
楽しみながら自己成長を続けることが、
より充実した人生を送るための道標なのです。
次回は、4大感情のうちの「怒り」の
感情について詳細な説明をいたします。
4大感情とは、怒り、悲しみ、喜び、恐れ
と呼ばれています。
この4つの感情を学ぶことで自分の感情を
適切にコントロールすることができます。
2024年10月20日 : : 全ての感情は8色の色合いで表現できる
私たちの感情は、色で表現することができると
言われています。例えば、「怒り」は赤、
「悲しみ」は青、「喜...
私たちの感情は、色で表現することができると
言われています。例えば、「怒り」は赤、
「悲しみ」は青、「喜び」は黄色などと、
色により感情の特徴や強さを視覚的に
表現することが可能です。
このような感情と色の関係を理解することで、
私たちは自分自身の感情をより深く理解し、
他人の感情にも共感しやすくなるのです。
感情を色で表現するテーマに関連して、
日本テレビで放送されているドラマ
「オクトー 感情捜査官 心野朱梨」でも、
感情が色として視覚化されるシーンが
描かれています。
このドラマの主人公、心野朱梨は、他人の感情を
色として感じ取る能力を持っており、
これを使って事件の真相を探る役割を
果たしています。
この描写は、感情が色で表現されるという概念を
非常に視覚的かつわかりやすく伝えており、
感情の色による理解の重要性が提示されている。
プルチックの感情の輪とは?

感情は人々の日常生活に深く関わるものですが、
これを理解するのは簡単ではありません。
心理学者ロバート・プルチックは、感情を
視覚的に表現するために感情の輪を考案した。
上記の図は、私たちが感じるさまざまな感情が
どのように関連し合い、進化していくのかを
分かりやすく示しています。
今回は、プルチックの感情の輪を通じて、
感情と色の役割や活用方法を探っていきます。
プルチックの感情の輪の概要
人間の基本的な感情とそれらがどのように
組み合わさって異なる感情を生み出すのかを
説明するためのモデルです。
プルチックは基本的8つの感情を提案しました。
それらは「喜び」「信頼」「恐れ」「驚き」「嫌悪」
「悲しみ」「怒り」「期待」です。
これらの感情は互いに関連し、
さらに複雑な感情を生み出すため
の基礎となっています。
プルチックの感情の輪は、この8つの基本的な
感情を円形に配置し、それぞれが異なる感情と
どう交わり合うかを視覚的に示しています。
これにより、感情がどのように変化し、
新たな感情を生み出すのかを直感的に
理解することができます。
基本的な感情とその関係
1. 8つの基本的な感情
プルチックの感情の輪では、以下それぞれの
感情と、その役割について説明します。
喜び(Joy):幸福感や充実感を感じる状態です。
例えば、友達と一緒に笑っているときの気持ちが
「喜び」にあたります。
信頼(Trust):誰かや何かに安心感を持ち、
信頼する感情です。例えば、長年の友達に
秘密を打ち明けるときに感じる安心感です。
恐れ(Fear):危険を感じた時の緊張感や不安。
例えば、暗い道を歩くときに感じる不安が
「恐れ」にあたります。
驚き(Surprise):予期しない出来事に対する
驚きや衝撃です。
サプライズパーティーに招待されたときの
感情がこの「驚き」です。
悲しみ(Sadness):喪失や失敗からくる
落ち込みや悲しみの感情です。
例えば、ペットを失ったときの感情です。
嫌悪(Disgust):何か不快で受け入れられないと
感じる感情です。例えば、腐った食べ物を見た
ときに感じる「嫌悪」がこれです。
怒り(Anger):障害や不公正に対する強い不満。
例えば、理不尽に批判された時に感じる感情。
期待(Anticipation):未来への予感や期待感。
例えば、楽しいイベントを待ちわびるときの
ワクワクした気持ちです。
2. 感情の相互作用
プルチックの感情の輪は、8色のそれぞれの
感情が互いにどんな影響をし合い、新たな感情を
生み出すのかを示しています。
例えば、「喜び」と「信頼」が組み合わさると
愛情(Love)という感情が生まれます。
一方、「怒り」と「嫌悪」が組み合わさると
軽蔑(Contempt)という感情になります。
感情が単独ではなく複合的に働くことで、
私たちが日々感じるさまざまな感情が
生まれているのです。
3.感情の強さと心の移り度合
上記のように感情の輪では、感情の強さにも
焦点が当てられています。輪の中心に近いほど
感情は強く、外側に向かうほど弱くなります。
たとえば、「恐れ」が強まると恐怖(Terror)
になり、逆に弱まると不安(Apprehension)
になるのです。
このように感情は強弱を持ち、状況によって
変化することが示されています。
プルチックの感情の輪の活用例
1. 感情の理解と自己認識
プルチックの感情の輪は、感情の理解を深める
ことに役立ちます。
たとえば、自分が感じている感情が単なる
「怒り」なのか、それとも「嫌悪」や「悲しみ」
と結びついた複雑な感情なのかを見極める
手助けをしてくれます。
これにより、自分の感情を正確に言葉で表現し、
より良い対処法を見つけることができます。
2. コミュニケーションの改善
感情の輪を活用することで、他者との
コミュニケーションが円滑になります。
たとえば、家族や友人が怒っているときに、
その怒りの背後にある「恐れ」や「悲しみ」に
気づくことができれば、より共感的に
接することができます。
感情の輪を理解することで、自分や他者の
感情に対してより深い理解を持ち、
適切な反応ができるようになります。
3. 心理療法での活用
メンタルケアでもプルチック感情の輪は
よく使われます。
セラピストはクライアントが感じている感情を
視覚的に理解しやすくするために、
こちらの感情の輪を導入することもある。
これにより、クライアントは自分の感情をより
具体的に把握し、それに対する対処方法を
見つけやすくなります。
まとめ
感情を理解しやすくするための強力なツールが
プルチックの感情の輪です。
8つの基本感情を中心に、これらがどのように
相互作用し、新たな感情を生み出すかを
示しています。
感情の輪を使うことで、自分の感情をより深く
理解し、それに適切に対処することができます。
また、他者の感情を理解し、より良い
コミュニケーションを築く手助けにもなります。
このように、プルチックの感情の輪は、
私たちが感情をより良く理解し、
健全な心の状態を保つために非常に
有用なツールと言えるでしょう。
次回は、感情に時間軸が存在することを
お伝えしていきます。
あなたが日常的に使っている感情も
意外な真実が隠されているかも
知れませんよ。
全て表示
言われています。例えば、「怒り」は赤、
「悲しみ」は青、「喜び」は黄色などと、
色により感情の特徴や強さを視覚的に
表現することが可能です。
このような感情と色の関係を理解することで、
私たちは自分自身の感情をより深く理解し、
他人の感情にも共感しやすくなるのです。
感情を色で表現するテーマに関連して、
日本テレビで放送されているドラマ
「オクトー 感情捜査官 心野朱梨」でも、
感情が色として視覚化されるシーンが
描かれています。
このドラマの主人公、心野朱梨は、他人の感情を
色として感じ取る能力を持っており、
これを使って事件の真相を探る役割を
果たしています。
この描写は、感情が色で表現されるという概念を
非常に視覚的かつわかりやすく伝えており、
感情の色による理解の重要性が提示されている。
プルチックの感情の輪とは?

感情は人々の日常生活に深く関わるものですが、
これを理解するのは簡単ではありません。
心理学者ロバート・プルチックは、感情を
視覚的に表現するために感情の輪を考案した。
上記の図は、私たちが感じるさまざまな感情が
どのように関連し合い、進化していくのかを
分かりやすく示しています。
今回は、プルチックの感情の輪を通じて、
感情と色の役割や活用方法を探っていきます。
プルチックの感情の輪の概要
人間の基本的な感情とそれらがどのように
組み合わさって異なる感情を生み出すのかを
説明するためのモデルです。
プルチックは基本的8つの感情を提案しました。
それらは「喜び」「信頼」「恐れ」「驚き」「嫌悪」
「悲しみ」「怒り」「期待」です。
これらの感情は互いに関連し、
さらに複雑な感情を生み出すため
の基礎となっています。
プルチックの感情の輪は、この8つの基本的な
感情を円形に配置し、それぞれが異なる感情と
どう交わり合うかを視覚的に示しています。
これにより、感情がどのように変化し、
新たな感情を生み出すのかを直感的に
理解することができます。
基本的な感情とその関係
1. 8つの基本的な感情
プルチックの感情の輪では、以下それぞれの
感情と、その役割について説明します。
喜び(Joy):幸福感や充実感を感じる状態です。
例えば、友達と一緒に笑っているときの気持ちが
「喜び」にあたります。
信頼(Trust):誰かや何かに安心感を持ち、
信頼する感情です。例えば、長年の友達に
秘密を打ち明けるときに感じる安心感です。
恐れ(Fear):危険を感じた時の緊張感や不安。
例えば、暗い道を歩くときに感じる不安が
「恐れ」にあたります。
驚き(Surprise):予期しない出来事に対する
驚きや衝撃です。
サプライズパーティーに招待されたときの
感情がこの「驚き」です。
悲しみ(Sadness):喪失や失敗からくる
落ち込みや悲しみの感情です。
例えば、ペットを失ったときの感情です。
嫌悪(Disgust):何か不快で受け入れられないと
感じる感情です。例えば、腐った食べ物を見た
ときに感じる「嫌悪」がこれです。
怒り(Anger):障害や不公正に対する強い不満。
例えば、理不尽に批判された時に感じる感情。
期待(Anticipation):未来への予感や期待感。
例えば、楽しいイベントを待ちわびるときの
ワクワクした気持ちです。
2. 感情の相互作用
プルチックの感情の輪は、8色のそれぞれの
感情が互いにどんな影響をし合い、新たな感情を
生み出すのかを示しています。
例えば、「喜び」と「信頼」が組み合わさると
愛情(Love)という感情が生まれます。
一方、「怒り」と「嫌悪」が組み合わさると
軽蔑(Contempt)という感情になります。
感情が単独ではなく複合的に働くことで、
私たちが日々感じるさまざまな感情が
生まれているのです。
3.感情の強さと心の移り度合
上記のように感情の輪では、感情の強さにも
焦点が当てられています。輪の中心に近いほど
感情は強く、外側に向かうほど弱くなります。
たとえば、「恐れ」が強まると恐怖(Terror)
になり、逆に弱まると不安(Apprehension)
になるのです。
このように感情は強弱を持ち、状況によって
変化することが示されています。
プルチックの感情の輪の活用例
1. 感情の理解と自己認識
プルチックの感情の輪は、感情の理解を深める
ことに役立ちます。
たとえば、自分が感じている感情が単なる
「怒り」なのか、それとも「嫌悪」や「悲しみ」
と結びついた複雑な感情なのかを見極める
手助けをしてくれます。
これにより、自分の感情を正確に言葉で表現し、
より良い対処法を見つけることができます。
2. コミュニケーションの改善
感情の輪を活用することで、他者との
コミュニケーションが円滑になります。
たとえば、家族や友人が怒っているときに、
その怒りの背後にある「恐れ」や「悲しみ」に
気づくことができれば、より共感的に
接することができます。
感情の輪を理解することで、自分や他者の
感情に対してより深い理解を持ち、
適切な反応ができるようになります。
3. 心理療法での活用
メンタルケアでもプルチック感情の輪は
よく使われます。
セラピストはクライアントが感じている感情を
視覚的に理解しやすくするために、
こちらの感情の輪を導入することもある。
これにより、クライアントは自分の感情をより
具体的に把握し、それに対する対処方法を
見つけやすくなります。
まとめ
感情を理解しやすくするための強力なツールが
プルチックの感情の輪です。
8つの基本感情を中心に、これらがどのように
相互作用し、新たな感情を生み出すかを
示しています。
感情の輪を使うことで、自分の感情をより深く
理解し、それに適切に対処することができます。
また、他者の感情を理解し、より良い
コミュニケーションを築く手助けにもなります。
このように、プルチックの感情の輪は、
私たちが感情をより良く理解し、
健全な心の状態を保つために非常に
有用なツールと言えるでしょう。
次回は、感情に時間軸が存在することを
お伝えしていきます。
あなたが日常的に使っている感情も
意外な真実が隠されているかも
知れませんよ。
2024年10月13日 : : あなたが望む人間関係を構築する反応〇(私)→〇(他者)
自分・他人・社会のギャップでうつ病に
うつ病になると、自分を含む他人や社会が全て
敵に見えてしまい孤立を...
自分・他人・社会のギャップでうつ病に
うつ病になると、自分を含む他人や社会が全て
敵に見えてしまい孤立を感じるようになります。
他人からアドバイスや、社会からの情報を得ても
『お前に私の何が分かるのだ』という感情が
全て支配をしているため思考・行動・体の反応が
正常に機能せずに何事においても拒絶をします。
さらに拒絶状態を繰り返すことで、
先が見えない真っ暗な道をひたすら
歩いている様な感覚になるため、
どんどん深みにはまっていきます。
あなたの周りでそのような人がいらっしゃれば、
どんなに拒絶をされたとしても必ず見放さずに
寄り添っていただきたいです。
うつ病の詳しい説明についてはこちらを
ご確認ください。
×(私)⇒×(他者)うつ病反応
正常な反応 〇(私)→〇(他者)

①自分について感じていること
私は、やることなすことうまくいって
ラッキーだなって思うことが多い。
自分が上手くいっているから他人も同じように
上手くいって欲しいと心から願っている。
比較自体をする必要がない。
②他者に対して感じていること
他人の成功を自分のことのように喜べる。
更に他人の良いところを自分にも活かすことが
できないかを考えて行動することができる。
③世の中に対して感じていること
私を含む周りの人は色々なことができて凄い。
社会全体が上手くいっていて、
成功している人たちが大変多いと感じる。
私や周りの人たちの意見を全て理解できるし、
批判することなく尊重することができている。
防衛反応がある、ない状態の対比
防衛反応がある状態
脳が「傷つきたくない」と感じ、自分を守っている状態。
例:「宿題or会社の仕事がちゃんとできていない」と
友人や職場の同僚から指摘をされた。
防衛反応があると、下記のことが起こる可能性がある。
・「そんなこと言うなよ」と怒りだす。
・「時間がなかったから仕方がない」と反論をする。
・自分の心の中で、「なぜそんなことをいうのだ」と
悲しく思ってしまう。
批判を受けることで脳が自分の心を守るために、
自動的に怒りや悲しい感情を出して傷つかないように
反応している状態です。
※防衛反応は誰にでもあり
自分を守るために大変重要なもの。
しかし、防衛反応が自動的に出現した原因で、
素直に他人の意見を受け入れられなかったり、
自分の気持ちを正直に伝えられなかったり
することがある。
防衛反応がない状態
いつもリラックスしていて、自分をオープンにできる
から相手の言葉をそのまま受け止められる状態。
例:「宿題or会社の仕事がちゃんとできていない」と
上記と同様に友人や職場の同僚から指摘をされた。
防衛反応がないと下記のようなことが起こる。
・「そうなんだ、時間が足りなかったから、
今度もっと頑張るよ」って前向きに考える。
・「どこを修正すれば上手くできるか」
相手の意見を聞いてみる。
・「そうなんだ」と冷静に受け取るだけで、
特に嫌な気持ちにならない。
※防衛反応がないと、自分に対する批判や指摘を
怖がらずに受け止められるし、自分の気持ちを
そのまま相手に伝えることができる。
それには、脳が安心している状態で他人との信頼が
必要なので簡単ではない。
心と脳に余裕を持つことで、人間関係がもっと
スムーズになるし、自分自身の成長にも繋がる。
良好な人間関係を構築する改善法
良好な人間関係を構築するには、前述の通り
〇(私)→〇(他者)の状態にする必要があります。
その際に有効になるのが、交流分析と
呼ばれる方法がオススメです。
交流分析とは、自分や他人とコミュニケーション
の仕方をよく知るための考え方になります。
その中には「自我状態」という、自分の中の
3つの「声」や「気持ち」が関係しています。
1. 親の自我状態
これは、自分の中で「大人の声」です。
両親から様々なことを教えて貰ったことが土台になり、
人にルールを教える、約束を守ろうとする声。
例:「これをしちゃダメ」、「気をつけてね」、
「同僚や友達を傷つけたくない」という感じで、
時には厳しく、時には優しくサポートする気持ちです。
2. 大人の自我状態
自分の中で「一番冷静で現実的」です。
何かを決める判断する時に、感情に左右されず、
ちゃんと考えて行動しようとする声。
例:「仕事・宿題が終わったら遊べる」
「この作業・問題はこうして解決」
「ケンカは良くない、落ち着こう」
このように、客観的に物事を考えられる
気持ちの状態です。
3. 子どもの自我状態
自分の中で「子どもの気持ち」です。
感情的に行動する時は、他人のことを気にせずに、
自分がこうだと思ったことをひたすら追求する声。
例:楽しく遊びたい、美味しいものを食べたいという
自由で元気な気持ち。
「怒られたくない」、「相手に言い返したい!」
「やりたくない」という感情も含みます。
自分と他人が〇な3つの声と気持ち
NP 養育的な親(Nurturing Parent)
感情の特徴
穏やかで安心でき、自分の感情に正直である。
他者の感情にも共感することができる。
他者を守りたい、許してあげたい気持ちが強い。
考え方の特徴
他者と協力を大切にし、理解し合うことを望む。
人に愛情を持って接し、助け合いたいと思う。
一緒に仲良くやることが基本的な考え方である。
自分と、他者の考え方が違うことを尊重し、
お互いの気持ちや考え方を大切にする。
異なる意見や考えを持っている人でも、
その人自身を否定することはない。
行動の特徴
他の人の話をよく聞き、慰めの言葉をかける。
他者を受け止める姿勢を示し微笑みやうなずく。
他者をほめたり、勇気づけたりすることが多い。
他者に気を配りながら、自分の考えも伝える。
表情や言葉の特徴
優しいまなざしで微笑み、他者をゆったり見る。
リラックスした穏やかな声で話し、
他者を思いやる言葉やほめる言葉を使う。
「こうしたらどう?」など、他者に配慮した
提案をすることが多い。
場の雰囲気をよくする言動を心がけている。
A 成人 (Adult)
感情の特徴
周囲からの情報を適切に受け止め、
現在の状況に合った冷静で客観的な感情を
使えることが特徴です。
自分がどのような感情を持っているか、
それがなぜ生まれたのかきちんと理解している。
偏見や思い込みに囚われにくいため、
ネガティブな感情に引きずられることが少ない。
安全で落ち着いた状況を作り出すために
感情を上手にコントロールします。
思考の特徴
情報収集し、状況を把握して判断する力がある。
問題点を見つけた場合、その解決に向けて
計画を立てて行動します。
事実に基づき、現時点で最適な判断を下します。
問題を整理して簡潔にし、自分自身や状況を
混乱させないように努めます。
行動の特徴
問題解決に向けて決めた行動を、途中で諦めず
やり遂げる姿勢を持っています。
失敗しても、論理的に考えながらすぐに行動を
修正することができる。
他人からの情報を、年齢、性別、地位、
好き嫌いに関係なく、客観的に受け入れます。
自分の言動がどのように時間的・空間的に
影響を与えるかを理解し行動。
理解を深めるために質問をし、
事実を知るために耳を傾けることができる。
表情・言葉の特徴
リラックスしているが、姿勢はまっすぐで
安定しています。
無駄な言葉を発することはなく、
現在に集中した穏やかな表情をしています。
声の大きさやトーンも程よく適切です。
NC 自然な子供(Natural Child)
感情の特徴
嬉しい、悲しい、怒り、恐怖などの本物の感情を
自然に表現するので感情はすぐに消える。
自分が今どのような感情を抱いているのかを
はっきりと自覚している。
魅力的に感情を表現することができます。
思考の特徴
自己を肯定的に捉え、幸福感を感じやすい
思考パターンを持っています。
他者に対して共感しようとする姿勢。
自分が認められたり守られたりすることが
幸せだと感じます。
行動の特徴
自分の欲求や望みをしっかりと認識し、
周囲に伝えることができます。
他者からの承認や励ましを求め、
何事にも楽しみを見出そうとします。
表情・言葉の特徴
感情に応じて表情がいきいきと変化する。
ストレートで直接的な表現を使用する。
例えば「わー!」「きゃー!」「お腹すいた」
「眠たい」「~したい」「すごい」「おいしい」
「楽しい」「幸せ」「きれい」「大好き」が
挙げられます。
まとめ
良好な人間関係を築くためには、自分と他者を
尊重することが大切です。
防衛反応は、自他からの批判や指摘に対して
「傷つきたくない」と感じる脳の自動反応です。
この反応が強いと、素直に他者の意見を
受け止められなくなります。
一方で防衛反応がないと、リラックスして
相手の言葉を受け止めて、建設的に対応できる。
このためには信頼と安心が必要です。
交流分析を用い、自分の「親」「大人」「子ども」
の自我状態を理解することで、他者とより良い
関係を築くことができます。
全て表示
うつ病になると、自分を含む他人や社会が全て
敵に見えてしまい孤立を感じるようになります。
他人からアドバイスや、社会からの情報を得ても
『お前に私の何が分かるのだ』という感情が
全て支配をしているため思考・行動・体の反応が
正常に機能せずに何事においても拒絶をします。
さらに拒絶状態を繰り返すことで、
先が見えない真っ暗な道をひたすら
歩いている様な感覚になるため、
どんどん深みにはまっていきます。
あなたの周りでそのような人がいらっしゃれば、
どんなに拒絶をされたとしても必ず見放さずに
寄り添っていただきたいです。
うつ病の詳しい説明についてはこちらを
ご確認ください。
×(私)⇒×(他者)うつ病反応
正常な反応 〇(私)→〇(他者)

①自分について感じていること
私は、やることなすことうまくいって
ラッキーだなって思うことが多い。
自分が上手くいっているから他人も同じように
上手くいって欲しいと心から願っている。
比較自体をする必要がない。
②他者に対して感じていること
他人の成功を自分のことのように喜べる。
更に他人の良いところを自分にも活かすことが
できないかを考えて行動することができる。
③世の中に対して感じていること
私を含む周りの人は色々なことができて凄い。
社会全体が上手くいっていて、
成功している人たちが大変多いと感じる。
私や周りの人たちの意見を全て理解できるし、
批判することなく尊重することができている。
防衛反応がある、ない状態の対比
防衛反応がある状態
脳が「傷つきたくない」と感じ、自分を守っている状態。
例:「宿題or会社の仕事がちゃんとできていない」と
友人や職場の同僚から指摘をされた。
防衛反応があると、下記のことが起こる可能性がある。
・「そんなこと言うなよ」と怒りだす。
・「時間がなかったから仕方がない」と反論をする。
・自分の心の中で、「なぜそんなことをいうのだ」と
悲しく思ってしまう。
批判を受けることで脳が自分の心を守るために、
自動的に怒りや悲しい感情を出して傷つかないように
反応している状態です。
※防衛反応は誰にでもあり
自分を守るために大変重要なもの。
しかし、防衛反応が自動的に出現した原因で、
素直に他人の意見を受け入れられなかったり、
自分の気持ちを正直に伝えられなかったり
することがある。
防衛反応がない状態
いつもリラックスしていて、自分をオープンにできる
から相手の言葉をそのまま受け止められる状態。
例:「宿題or会社の仕事がちゃんとできていない」と
上記と同様に友人や職場の同僚から指摘をされた。
防衛反応がないと下記のようなことが起こる。
・「そうなんだ、時間が足りなかったから、
今度もっと頑張るよ」って前向きに考える。
・「どこを修正すれば上手くできるか」
相手の意見を聞いてみる。
・「そうなんだ」と冷静に受け取るだけで、
特に嫌な気持ちにならない。
※防衛反応がないと、自分に対する批判や指摘を
怖がらずに受け止められるし、自分の気持ちを
そのまま相手に伝えることができる。
それには、脳が安心している状態で他人との信頼が
必要なので簡単ではない。
心と脳に余裕を持つことで、人間関係がもっと
スムーズになるし、自分自身の成長にも繋がる。
良好な人間関係を構築する改善法
良好な人間関係を構築するには、前述の通り
〇(私)→〇(他者)の状態にする必要があります。
その際に有効になるのが、交流分析と
呼ばれる方法がオススメです。
交流分析とは、自分や他人とコミュニケーション
の仕方をよく知るための考え方になります。
その中には「自我状態」という、自分の中の
3つの「声」や「気持ち」が関係しています。
1. 親の自我状態
これは、自分の中で「大人の声」です。
両親から様々なことを教えて貰ったことが土台になり、
人にルールを教える、約束を守ろうとする声。
例:「これをしちゃダメ」、「気をつけてね」、
「同僚や友達を傷つけたくない」という感じで、
時には厳しく、時には優しくサポートする気持ちです。
2. 大人の自我状態
自分の中で「一番冷静で現実的」です。
何かを決める判断する時に、感情に左右されず、
ちゃんと考えて行動しようとする声。
例:「仕事・宿題が終わったら遊べる」
「この作業・問題はこうして解決」
「ケンカは良くない、落ち着こう」
このように、客観的に物事を考えられる
気持ちの状態です。
3. 子どもの自我状態
自分の中で「子どもの気持ち」です。
感情的に行動する時は、他人のことを気にせずに、
自分がこうだと思ったことをひたすら追求する声。
例:楽しく遊びたい、美味しいものを食べたいという
自由で元気な気持ち。
「怒られたくない」、「相手に言い返したい!」
「やりたくない」という感情も含みます。
自分と他人が〇な3つの声と気持ち
NP 養育的な親(Nurturing Parent)
感情の特徴
穏やかで安心でき、自分の感情に正直である。
他者の感情にも共感することができる。
他者を守りたい、許してあげたい気持ちが強い。
考え方の特徴
他者と協力を大切にし、理解し合うことを望む。
人に愛情を持って接し、助け合いたいと思う。
一緒に仲良くやることが基本的な考え方である。
自分と、他者の考え方が違うことを尊重し、
お互いの気持ちや考え方を大切にする。
異なる意見や考えを持っている人でも、
その人自身を否定することはない。
行動の特徴
他の人の話をよく聞き、慰めの言葉をかける。
他者を受け止める姿勢を示し微笑みやうなずく。
他者をほめたり、勇気づけたりすることが多い。
他者に気を配りながら、自分の考えも伝える。
表情や言葉の特徴
優しいまなざしで微笑み、他者をゆったり見る。
リラックスした穏やかな声で話し、
他者を思いやる言葉やほめる言葉を使う。
「こうしたらどう?」など、他者に配慮した
提案をすることが多い。
場の雰囲気をよくする言動を心がけている。
A 成人 (Adult)
感情の特徴
周囲からの情報を適切に受け止め、
現在の状況に合った冷静で客観的な感情を
使えることが特徴です。
自分がどのような感情を持っているか、
それがなぜ生まれたのかきちんと理解している。
偏見や思い込みに囚われにくいため、
ネガティブな感情に引きずられることが少ない。
安全で落ち着いた状況を作り出すために
感情を上手にコントロールします。
思考の特徴
情報収集し、状況を把握して判断する力がある。
問題点を見つけた場合、その解決に向けて
計画を立てて行動します。
事実に基づき、現時点で最適な判断を下します。
問題を整理して簡潔にし、自分自身や状況を
混乱させないように努めます。
行動の特徴
問題解決に向けて決めた行動を、途中で諦めず
やり遂げる姿勢を持っています。
失敗しても、論理的に考えながらすぐに行動を
修正することができる。
他人からの情報を、年齢、性別、地位、
好き嫌いに関係なく、客観的に受け入れます。
自分の言動がどのように時間的・空間的に
影響を与えるかを理解し行動。
理解を深めるために質問をし、
事実を知るために耳を傾けることができる。
表情・言葉の特徴
リラックスしているが、姿勢はまっすぐで
安定しています。
無駄な言葉を発することはなく、
現在に集中した穏やかな表情をしています。
声の大きさやトーンも程よく適切です。
NC 自然な子供(Natural Child)
感情の特徴
嬉しい、悲しい、怒り、恐怖などの本物の感情を
自然に表現するので感情はすぐに消える。
自分が今どのような感情を抱いているのかを
はっきりと自覚している。
魅力的に感情を表現することができます。
思考の特徴
自己を肯定的に捉え、幸福感を感じやすい
思考パターンを持っています。
他者に対して共感しようとする姿勢。
自分が認められたり守られたりすることが
幸せだと感じます。
行動の特徴
自分の欲求や望みをしっかりと認識し、
周囲に伝えることができます。
他者からの承認や励ましを求め、
何事にも楽しみを見出そうとします。
表情・言葉の特徴
感情に応じて表情がいきいきと変化する。
ストレートで直接的な表現を使用する。
例えば「わー!」「きゃー!」「お腹すいた」
「眠たい」「~したい」「すごい」「おいしい」
「楽しい」「幸せ」「きれい」「大好き」が
挙げられます。
まとめ
良好な人間関係を築くためには、自分と他者を
尊重することが大切です。
防衛反応は、自他からの批判や指摘に対して
「傷つきたくない」と感じる脳の自動反応です。
この反応が強いと、素直に他者の意見を
受け止められなくなります。
一方で防衛反応がないと、リラックスして
相手の言葉を受け止めて、建設的に対応できる。
このためには信頼と安心が必要です。
交流分析を用い、自分の「親」「大人」「子ども」
の自我状態を理解することで、他者とより良い
関係を築くことができます。
2024年4月5日 : : うつ病・情緒不安定・体調不良の防衛反応:×(私)→×(他者)
感情を抑圧してはいけない
前回は、〇(私)→×(他者)のについて
お伝えをしましたが、感情を抑圧
(特に怒り...
感情を抑圧してはいけない
前回は、〇(私)→×(他者)のについて
お伝えをしましたが、感情を抑圧
(特に怒りの感情)すると溜まりすぎて
爆発してしまいます。
周囲の人たちの理解が大変重要で、
常に怒りを出すことができれば感情の
爆発を避けることが可能です。
怒りの感情を出されてしまうと
それを受ける側からすれば
恐怖を感じることもあるかと思います。
当事者としっかり向き合い会話をして下さい。
防衛反応はこちらより確認してください。
〇(私)⇒×(他者)
人生の主題 ×(私)⇒×(他者)

①いつも自分に対して感じていること
いつも一人で疎外感を感じる。感情が鈍い。
友達と仲良くするのが難しい。
自分がみんなに迷惑をかけている。
楽しいこともやる気が起きない。
②他者に対して感じていること
私がどんなに苦しんでも、他人は分からない
自分を受け入れてくれない人は心が狭い。
辛いのに誰も手を差し伸べてくれないのは
悲しいし、他人にも問題がある。
③世の中に対して感じていること
私は周囲や世界に対して変える力がない、
戦争や温暖化が進んで未来は暗い。
社会や地域から一人取り残されていて、
こんなに苦しんでいるのに世の中は公平でない。
防衛反応
×(私)⇒×(他人)の人は、困難な時に
どのように防衛反応が変化するか話をする。
①自分に対して否定的な感情や欠点を感じた時、
他人のせいにして苦痛や衝突が起こっても
自分は悪くないと考える。
②外部の世界との接触を最小限に抑え
遠ざけることで、自分の世界に閉じこもって
心を守ろうとする。
上記の防衛反応も、自分が思った通りの方法で
守ることができればうつ病の症状も軽減できる。
しかし近年は、風の時代ともいわれるくらい
周りの環境や周囲の状況が劇的に変化することで
多数の人が大きなストレスを抱えている。
その結果、毎年うつ病が右肩上がりで
増加していて、自分の状況を憂いて
うつ病が進行をして自殺に至る
ケースもみられる状況。
防衛反応が現れる4つのパターン
①行動としてパターン化されていて
誰が見ても明らかに分かる。
例:他人と関わらない。表情が暗い。涙もろい。
笑わない。口数がへった。声が小さくなった。
動作や反応が遅くなった。落ちつきがない。
飲酒量が増える。食事量が減る。体重の減少
②頭の中で常に×を感じている
例:気分が憂うつ・沈む・晴れない・
滅入っているという心の状況
それと共に、悲しみ。寂しい。虚しい。孤独感。
無力感。絶望感と負の感情が渦巻いている。
③身体に出る症状・感覚
例:食欲がない。便秘がち。身体がだるい。
疲れやすい。性欲がない。頭痛。動悸。
胃の不快感。めまい。のどが乾く。
④妄想・思い込み
自尊心の低下や思考力の低下により
妄想や思い込みが強化
例:不安な気持ち。じっとできず落ち着かない。
歩き回っている。活きている意味がないと思う。
自分に価値がないと感じる。小さな存在と考える。
常に自分のせいだと考えてしまい、
罪の意識を感じる。
防衛反応の強化
長期間、個人の心理的な健康や人間関係に
悪影響を及ぼす可能性があります。
心理的なバランスを崩し、ストレスや不安が
さらに悪化する可能性があります。
例:①他人に対して防衛反応による誤解や
不信感を持っている。
常に自分は悪くないと考え、対人関係において
他者へ責任転嫁をすることで緊張や衝突が増え
社会的孤立を引き起こす傾向にある。
②防衛反応により自分の欠点や、
過去の出来事を頻繁に後悔する。
現実の社会活動や、対人関係での問題を見ると
辛くなるので自分の内面を人に見せずに
殻に閉じ込もる。
自己分析や内省が過剰になり、
現実からの遮断が強まることがあります。
社会的活動や対人関係からの撤退が進み、
孤立や自己吸収が深まることがあります。
防衛反応の具体例
日本の場合は、欧米諸国より精神疾患に対しての
知識があまりないまたは誤解があるため、
実際にうつ病になってしまうことを恥じたり、
恐れたりする傾向がある。
また会社を含む社会では、うつ病になったことで
心が弱い(間違った誤解)とか、
腫れ物に触るような対応を取ることが多い。
社内の査定に影響するなど、
うつ病は誰にでも起きうることなのに
当事者の心をさらに傷つけてしまう傾向にある。
例:社員Aはうつ病になったにも関わらず、
他の社員に自分の心が壊れた(心が弱い人間)と
知られたくないと思った。
会社内での自分の評価が低下することを危惧して、
病院で診察を受けずに何とかなると思った。
この影響でうつ病の治療が遅れて
症状が悪化してしまった。
また社員Aは、自らのスキルが他の社員よりも
優秀だと考えていた。
何でもできる優秀な私がうつ病なわけがない
などと思い込むことで、イメージした自分と
現実の自分を見た時のギャップでショックを
受けてしまうこともある。
うつ病の当事者、または周囲の人間が、
うつ病に関して心の風邪というくらいの
認識になれば、上記2つの例についても
普通の事象として捉えることができる。
誰にでもなりうるという点において、
特別視すること自体が誤りだということを
認識してもらいたいです。
まとめ
私も会社で営業の仕事をしていた時に、
×(私)→×(他者)の時がありました。
社内では、社長が気に入らない時や社員を
注意する時には大声を上げていました。
また社長の自尊心を保つためと、
ストレス解消のために無意味な会議を
毎日2時間やっていました。
各取引先は、売掛金、発注代金が数社未払い
であったため、取引先からの問い合わせでは
払えない理由を何通りか考えては、
担当者に嘘をついて支払いを断っていました。
当初は会社を守るために仕方がないと
思っていましたが、毎日取引先に対して
嘘や言い訳をすることが辛かったです。
外回りの営業中に急に泣き出してしまい
情緒が不安定になりました。
知り合いに相談をしたことで、
自分はようやくうつ病だと分かりました。
売掛金や、発注代金が未払いだったため、
経営不振で会社倒産を機に退職することが
できてうつ病から解放されました。
うつ病の人達に伝えたいことは、
自分で何でもやろうとしてはいけないのと、
頑張りすぎると追い詰められてしまうので
適度に力を抜くことが重要です。
全て表示
前回は、〇(私)→×(他者)のについて
お伝えをしましたが、感情を抑圧
(特に怒りの感情)すると溜まりすぎて
爆発してしまいます。
周囲の人たちの理解が大変重要で、
常に怒りを出すことができれば感情の
爆発を避けることが可能です。
怒りの感情を出されてしまうと
それを受ける側からすれば
恐怖を感じることもあるかと思います。
当事者としっかり向き合い会話をして下さい。
防衛反応はこちらより確認してください。
〇(私)⇒×(他者)
人生の主題 ×(私)⇒×(他者)

①いつも自分に対して感じていること
いつも一人で疎外感を感じる。感情が鈍い。
友達と仲良くするのが難しい。
自分がみんなに迷惑をかけている。
楽しいこともやる気が起きない。
②他者に対して感じていること
私がどんなに苦しんでも、他人は分からない
自分を受け入れてくれない人は心が狭い。
辛いのに誰も手を差し伸べてくれないのは
悲しいし、他人にも問題がある。
③世の中に対して感じていること
私は周囲や世界に対して変える力がない、
戦争や温暖化が進んで未来は暗い。
社会や地域から一人取り残されていて、
こんなに苦しんでいるのに世の中は公平でない。
防衛反応
×(私)⇒×(他人)の人は、困難な時に
どのように防衛反応が変化するか話をする。
①自分に対して否定的な感情や欠点を感じた時、
他人のせいにして苦痛や衝突が起こっても
自分は悪くないと考える。
②外部の世界との接触を最小限に抑え
遠ざけることで、自分の世界に閉じこもって
心を守ろうとする。
上記の防衛反応も、自分が思った通りの方法で
守ることができればうつ病の症状も軽減できる。
しかし近年は、風の時代ともいわれるくらい
周りの環境や周囲の状況が劇的に変化することで
多数の人が大きなストレスを抱えている。
その結果、毎年うつ病が右肩上がりで
増加していて、自分の状況を憂いて
うつ病が進行をして自殺に至る
ケースもみられる状況。
防衛反応が現れる4つのパターン
①行動としてパターン化されていて
誰が見ても明らかに分かる。
例:他人と関わらない。表情が暗い。涙もろい。
笑わない。口数がへった。声が小さくなった。
動作や反応が遅くなった。落ちつきがない。
飲酒量が増える。食事量が減る。体重の減少
②頭の中で常に×を感じている
例:気分が憂うつ・沈む・晴れない・
滅入っているという心の状況
それと共に、悲しみ。寂しい。虚しい。孤独感。
無力感。絶望感と負の感情が渦巻いている。
③身体に出る症状・感覚
例:食欲がない。便秘がち。身体がだるい。
疲れやすい。性欲がない。頭痛。動悸。
胃の不快感。めまい。のどが乾く。
④妄想・思い込み
自尊心の低下や思考力の低下により
妄想や思い込みが強化
例:不安な気持ち。じっとできず落ち着かない。
歩き回っている。活きている意味がないと思う。
自分に価値がないと感じる。小さな存在と考える。
常に自分のせいだと考えてしまい、
罪の意識を感じる。
防衛反応の強化
長期間、個人の心理的な健康や人間関係に
悪影響を及ぼす可能性があります。
心理的なバランスを崩し、ストレスや不安が
さらに悪化する可能性があります。
例:①他人に対して防衛反応による誤解や
不信感を持っている。
常に自分は悪くないと考え、対人関係において
他者へ責任転嫁をすることで緊張や衝突が増え
社会的孤立を引き起こす傾向にある。
②防衛反応により自分の欠点や、
過去の出来事を頻繁に後悔する。
現実の社会活動や、対人関係での問題を見ると
辛くなるので自分の内面を人に見せずに
殻に閉じ込もる。
自己分析や内省が過剰になり、
現実からの遮断が強まることがあります。
社会的活動や対人関係からの撤退が進み、
孤立や自己吸収が深まることがあります。
防衛反応の具体例
日本の場合は、欧米諸国より精神疾患に対しての
知識があまりないまたは誤解があるため、
実際にうつ病になってしまうことを恥じたり、
恐れたりする傾向がある。
また会社を含む社会では、うつ病になったことで
心が弱い(間違った誤解)とか、
腫れ物に触るような対応を取ることが多い。
社内の査定に影響するなど、
うつ病は誰にでも起きうることなのに
当事者の心をさらに傷つけてしまう傾向にある。
例:社員Aはうつ病になったにも関わらず、
他の社員に自分の心が壊れた(心が弱い人間)と
知られたくないと思った。
会社内での自分の評価が低下することを危惧して、
病院で診察を受けずに何とかなると思った。
この影響でうつ病の治療が遅れて
症状が悪化してしまった。
また社員Aは、自らのスキルが他の社員よりも
優秀だと考えていた。
何でもできる優秀な私がうつ病なわけがない
などと思い込むことで、イメージした自分と
現実の自分を見た時のギャップでショックを
受けてしまうこともある。
うつ病の当事者、または周囲の人間が、
うつ病に関して心の風邪というくらいの
認識になれば、上記2つの例についても
普通の事象として捉えることができる。
誰にでもなりうるという点において、
特別視すること自体が誤りだということを
認識してもらいたいです。
まとめ
私も会社で営業の仕事をしていた時に、
×(私)→×(他者)の時がありました。
社内では、社長が気に入らない時や社員を
注意する時には大声を上げていました。
また社長の自尊心を保つためと、
ストレス解消のために無意味な会議を
毎日2時間やっていました。
各取引先は、売掛金、発注代金が数社未払い
であったため、取引先からの問い合わせでは
払えない理由を何通りか考えては、
担当者に嘘をついて支払いを断っていました。
当初は会社を守るために仕方がないと
思っていましたが、毎日取引先に対して
嘘や言い訳をすることが辛かったです。
外回りの営業中に急に泣き出してしまい
情緒が不安定になりました。
知り合いに相談をしたことで、
自分はようやくうつ病だと分かりました。
売掛金や、発注代金が未払いだったため、
経営不振で会社倒産を機に退職することが
できてうつ病から解放されました。
うつ病の人達に伝えたいことは、
自分で何でもやろうとしてはいけないのと、
頑張りすぎると追い詰められてしまうので
適度に力を抜くことが重要です。
2024年3月29日 : : イライラする・私は正しいと思う防衛反応:〇(私)→×(他者)
自分の防衛反応と違う場合は注意
前回は、×(私)→〇(他者)についてお伝えを
しましたが、自分の防衛反応の...
自分の防衛反応と違う場合は注意
前回は、×(私)→〇(他者)についてお伝えを
しましたが、自分の防衛反応の特性を
理解したうえで行動する必要があります。
その時は他者がどうとか関係なく、自分が辛い
苦しいと思った時は、確実に追い込まれている
状況なので身の安全を最優先したうえで
逃げることをオススメします。
前回の防衛反応はこちらより確認してください。
×(私)→〇(他者)
人生の主題 〇(私)⇒×(他人)

①自分について感じていること
私は、やることなすことうまくいって
ラッキーだなって思うことが多い。
自分と他の人を比べると、
いつも自分の方が上手にできる。
他の人が同じことができないと、
不思議に思ってしまう。
②他の人について感じていること
他人は何をやっても上手くいかないことが多い。
失敗をすると、私の邪魔になることもある。
自分が上手にできることを認めて欲しい、
私の言う通りにしたら、物事がスムーズに進む。
③世の中に対して感じていること
私はいろいろなことができるからすごい。
他の人や社会全体はうまくいってない
ことが多いように見える。
なぜみんな私の言うことを理解できないのか。
自分の考えは大切で、物事には順序があるよ。
気に入らないことがあると、つい批判する。
防衛反応
〇(私)⇒×(他者)の人は、
自分がいる場所や状況で自分の考えが
正しいと思って話します。
自分の考えをみんなが受け入れると、
その人は元気でやる気が満ちあふれます。
でも、いつも自分が正しいと思っているので、
ほかの人が違う意見を言うと、
だんだん腹が立ち始めます。
腹を立てても、ほかの人が受け入れて
くれないと感じたら、
自分の考えや言葉が間違っているかも
しれないと疑い始めます。
そうなると、自分の考えや言葉が
ほかの人と違うことから、自分はダメなのかも
しれないと思い込み、自分を守ろうと
する気持ちが強くなります。
これが続くと、その人は自分もほかの人も
ダメだと感じて、うつ病になることもあります。
防衛反応が現れる4つのパターン
①はっきりした行動で、
誰が見てもすぐに理解できる
例:ちょっとしたことで大声を出す。
他人の行動でイライラしている。
他者には些細なことでも私が攻撃されたと
錯覚して怒りがコントロールできない。
いつも怒っている気分。他人を批判的に見る。
②頭の中で常に私が〇、他者が×を感じている
例:自分は何でも完璧にやろうする、
いつも他の人と比べて自分の方が上だと感じる。
他の人の悪い点ばかり目につく。
③身体に出る症状・感覚
例:怒りっぽいと血圧が上がりやすく、
心臓や脳にも悪い影響を及ぼす。
すぐに疲れる。気持ちが不安定になる。
④妄想・思い込み
例:自分はいつも正しく、他人は間違っている。
自分の考えに従えば全てが成功すると思い込む。
私が上手くいかないことは絶対にない。
防衛反応の強化
自分と他者の間で、思考や立場が違うことを
理解できないため、ギャップを感じることが
多々ある。
また、自分の欠点を少人数から指摘をされると
憤慨して激昂するが、多人数・地位・
権威がある人達から指摘をされると自分が
間違っていると感じて沈黙や落ち込んでしまう。
例:国際社会の場において、中国や韓国が
日本を引き合いにしながら比較している。
そこでは、自分達がいかに優秀であるのかを
声高らかに主張するが、話を受けた他者が
指摘や反論をすると黙ってしまうことがある。
防衛反応の具体例
〇(私)⇒×(他者)は常に自分が
正しいと思っていることが多いので
うつ病とは縁遠いと言われがち。
しかし、働いている場所が
とても閉鎖的な環境であれば状況によっては
うつ病が発動をするかも知れない。
それが、会社内に自分の上司、
または自分より〇(私)⇒×(他者)立場が
偉い人が来た時に発動する可能性があります。
〇(私)⇒×(他者)の人でも、
仕事で上司の命令やアドバイスを受けることは
普通なので、上司に従う必要が出てくる。
その場合は、一時的であっても
×(私)⇒〇(他者)の立場になる必要がある。
この立場にならなければ、協調性なしとの判断で
会社をリストラされて仕事を失う危険もある。
×(私)⇒〇(他者)で他人に従う回数が
増えれば、自分の防衛反応ではないうえに、
自分を保護する力が弱まり
うつになる可能性が出てくる。
自分が怒りやすい場合は、
怒りを適切に表現することが大切です。
まとめ
私も以前は、〇(私)→×(他者)の
時がありました。
自分の行動や思いが全部正しいと
信じていたことがあります。
当時は父が心の底から憎かった時期で、
顔を合わせたら隣三軒先まで聞こえる
大きな声で父とはよく喧嘩していた。
母はその様子を見ていつも
泣いていました。
家庭崩壊の状況を自ら作り出していた。
父を殴り続けておいて、
自分が正しいと感じていたのは、
自己防衛の一種で、自分を守ろうと
する心理が働いていたのです。
普通に近所の人から警察へ通報される
レベルでしたし、両親が自分の怒りの
感情を出させてくれたからこそ
今の自分があります。
父を殴っていた話はまた後日しますね。
感情は大切なものです。
怒りを感じること自体は悪いことではない。
大切なのは、怒りを上手に表現して、
自分を守りながら周りと上手く
やっていくことです。
怒りを抑え込みすぎると、いつか大きな
問題を引き起こすかもしれません。
だから、感情は適切に表現することが大事です。
全て表示
前回は、×(私)→〇(他者)についてお伝えを
しましたが、自分の防衛反応の特性を
理解したうえで行動する必要があります。
その時は他者がどうとか関係なく、自分が辛い
苦しいと思った時は、確実に追い込まれている
状況なので身の安全を最優先したうえで
逃げることをオススメします。
前回の防衛反応はこちらより確認してください。
×(私)→〇(他者)
人生の主題 〇(私)⇒×(他人)

①自分について感じていること
私は、やることなすことうまくいって
ラッキーだなって思うことが多い。
自分と他の人を比べると、
いつも自分の方が上手にできる。
他の人が同じことができないと、
不思議に思ってしまう。
②他の人について感じていること
他人は何をやっても上手くいかないことが多い。
失敗をすると、私の邪魔になることもある。
自分が上手にできることを認めて欲しい、
私の言う通りにしたら、物事がスムーズに進む。
③世の中に対して感じていること
私はいろいろなことができるからすごい。
他の人や社会全体はうまくいってない
ことが多いように見える。
なぜみんな私の言うことを理解できないのか。
自分の考えは大切で、物事には順序があるよ。
気に入らないことがあると、つい批判する。
防衛反応
〇(私)⇒×(他者)の人は、
自分がいる場所や状況で自分の考えが
正しいと思って話します。
自分の考えをみんなが受け入れると、
その人は元気でやる気が満ちあふれます。
でも、いつも自分が正しいと思っているので、
ほかの人が違う意見を言うと、
だんだん腹が立ち始めます。
腹を立てても、ほかの人が受け入れて
くれないと感じたら、
自分の考えや言葉が間違っているかも
しれないと疑い始めます。
そうなると、自分の考えや言葉が
ほかの人と違うことから、自分はダメなのかも
しれないと思い込み、自分を守ろうと
する気持ちが強くなります。
これが続くと、その人は自分もほかの人も
ダメだと感じて、うつ病になることもあります。
防衛反応が現れる4つのパターン
①はっきりした行動で、
誰が見てもすぐに理解できる
例:ちょっとしたことで大声を出す。
他人の行動でイライラしている。
他者には些細なことでも私が攻撃されたと
錯覚して怒りがコントロールできない。
いつも怒っている気分。他人を批判的に見る。
②頭の中で常に私が〇、他者が×を感じている
例:自分は何でも完璧にやろうする、
いつも他の人と比べて自分の方が上だと感じる。
他の人の悪い点ばかり目につく。
③身体に出る症状・感覚
例:怒りっぽいと血圧が上がりやすく、
心臓や脳にも悪い影響を及ぼす。
すぐに疲れる。気持ちが不安定になる。
④妄想・思い込み
例:自分はいつも正しく、他人は間違っている。
自分の考えに従えば全てが成功すると思い込む。
私が上手くいかないことは絶対にない。
防衛反応の強化
自分と他者の間で、思考や立場が違うことを
理解できないため、ギャップを感じることが
多々ある。
また、自分の欠点を少人数から指摘をされると
憤慨して激昂するが、多人数・地位・
権威がある人達から指摘をされると自分が
間違っていると感じて沈黙や落ち込んでしまう。
例:国際社会の場において、中国や韓国が
日本を引き合いにしながら比較している。
そこでは、自分達がいかに優秀であるのかを
声高らかに主張するが、話を受けた他者が
指摘や反論をすると黙ってしまうことがある。
防衛反応の具体例
〇(私)⇒×(他者)は常に自分が
正しいと思っていることが多いので
うつ病とは縁遠いと言われがち。
しかし、働いている場所が
とても閉鎖的な環境であれば状況によっては
うつ病が発動をするかも知れない。
それが、会社内に自分の上司、
または自分より〇(私)⇒×(他者)立場が
偉い人が来た時に発動する可能性があります。
〇(私)⇒×(他者)の人でも、
仕事で上司の命令やアドバイスを受けることは
普通なので、上司に従う必要が出てくる。
その場合は、一時的であっても
×(私)⇒〇(他者)の立場になる必要がある。
この立場にならなければ、協調性なしとの判断で
会社をリストラされて仕事を失う危険もある。
×(私)⇒〇(他者)で他人に従う回数が
増えれば、自分の防衛反応ではないうえに、
自分を保護する力が弱まり
うつになる可能性が出てくる。
自分が怒りやすい場合は、
怒りを適切に表現することが大切です。
まとめ
私も以前は、〇(私)→×(他者)の
時がありました。
自分の行動や思いが全部正しいと
信じていたことがあります。
当時は父が心の底から憎かった時期で、
顔を合わせたら隣三軒先まで聞こえる
大きな声で父とはよく喧嘩していた。
母はその様子を見ていつも
泣いていました。
家庭崩壊の状況を自ら作り出していた。
父を殴り続けておいて、
自分が正しいと感じていたのは、
自己防衛の一種で、自分を守ろうと
する心理が働いていたのです。
普通に近所の人から警察へ通報される
レベルでしたし、両親が自分の怒りの
感情を出させてくれたからこそ
今の自分があります。
父を殴っていた話はまた後日しますね。
感情は大切なものです。
怒りを感じること自体は悪いことではない。
大切なのは、怒りを上手に表現して、
自分を守りながら周りと上手く
やっていくことです。
怒りを抑え込みすぎると、いつか大きな
問題を引き起こすかもしれません。
だから、感情は適切に表現することが大事です。